きっと遠からず
強姦されて殺された女性がひとりいるだけでも
男の存在価値には疑問符がつく
見捨てられて死ぬ人間がひとりいるだけでも
お祭り騒ぎの存在価値には疑問符がつく
手放しで礼賛できるものなんてなにひとつない
極端すぎるのか?
まあいいや
考えるだけなら何事も自由だ
だれかに押しつけたくもないし
伝えようとする根気もない
早くすべてが終わるのを願うばかりだ
ただただ生きているのが恥ずかしい
自分の存在がいちばんの疑問だ
まあいいや
いずれ終わる
きっと遠からず
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます