特権
特権を持たないものは
だれからも気にされず野垂れ死ぬ
弱かったから
声が小さかったから
努力をしなかったから
通りすぎる人たちが
そんな言葉を投げかけて
それぞれの特権に去っていく
日常は弱者のためのものではないらしい
野垂れ死ぬような人間は恥ずべき弱者でしかないらしい
特権とは弱者を見捨てる権利のことらしい
日常という特権
いつか粉々に砕けてほしいな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます