後悔はいつも

 目が覚める

 そして後悔

 起きたこととか

 生きてきたこととか


 後悔はいつも背中にまわりこむ

 真正面には開けた景色

 脅かされた

 認識の泥


 いつも浮かぶ顔

 思い出す人

 たぶんその人とはもう

 関係ないほど根拠のない記憶


 後悔はいつも耳許に吹き荒ぶ

 脳裏にはこなれた音楽

 阻まれた

 記憶の四季

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