祝う日

 神の子の誕生を祝う日に死んだ人間は

 どんな救われ方をするのやら

 どんな救いさえもないのかな

 神の子が生まれようがどうしようが

 人は相変わらず死につづける

 死んだ人間のすべてに生まれた日がある

 神の子の誕生を祝うよりも

 きょう死んだ人間の魂を祝いたい気分だ

 だからそうする

 それが神の子を祝うことにもなるだろう

 神の子が本当に神の子ならば

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