ストレス倍加装置
地獄とはテレビのことだ
少なくとも自分にとっては
テレビの音を聞いているだけで頭をかきむしりたくなる
耳が死ぬ
脳味噌が腐る
独房で一生を過ごせと言われたら
それなりに楽しめそうな気がするけれど
つけっぱなしのテレビが置かれていたら
三日と経たずに自殺しそうだ
ゲームセンターの騒音は平気なのに
テレビに耐えられないのは何故だろう
体質的なものだろうか
好きな番組と嫌いな番組のあった頃が懐かしい
いまは好き嫌い以前に音が受けつけない
ずっと砂嵐の方がよほどいい
優秀なストレス倍加装置
それが自分にとってのテレビ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます