水と木の葉

 水に浮かんだ木の葉が

 魂のような気がして

 飽かずに見つめていると

 日が暮れた

 子どもの頃の

 そんな時間の使い方は

 神々の饗宴にもまさる贅沢だった

 またあんなふうに

 時間に触れたいな

 夕まぐれに色づく

 水と木の葉と魂の時間

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