死せる者のように
ぼくの精神は
死体を漁ることで正気を保っている
死せる者の言葉しか
こころに響かなくなっている
ぼくもまた
死せる者のように語りたい
死せる者のように感じたい
死せる者のように黙りたい
そうして死者の真似事が終わり
本当に死せる者となったとき
死者らしくない死者として
死者からも生者からも笑われたい
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