あるあるその13 ありのままの自分でいすぎ

 アナと雪の女王ブームもすっかり沈静化というか、忘却の彼方へ行ってしまったので大分言いやすくなったので言いますが、「人間、ありのままでいたら『死にます』」。

 誇張表現とかたとえ話とかではありません。『本当に死にます』

 なぜなら人間というのは、薄皮一枚むけばみにくい肉の塊でしかないからです。




「良く言って」何の特徴も無くありきたり、むしろ平均以下のブサイクと言える顔。

 精気の無い瞳。

 毛穴ばかり目立つ鼻。

 筋肉の無いブクブクと脂肪で肥え太り出っ張った腹。

 無駄毛だらけの脚。


 いかにサボるかを何よりも真剣に、一生懸命考え続けている腐った思考回路。

 卑屈になっている性根。

 怒りと憎悪と嫉妬しかない頭の中。

 際限なく肥大する承認欲求を持ちながらも人気物の責任は負いたくないとも思っているご都合主義の極みな性格。




 こんな醜くて醜くてどうしようもない疫病の様な、ペストよりも価値がない自分がありのままでいたら人殺しやレイプ魔、強盗になってしまって逮捕、そして死刑です。

 平均程度、あるいは平均以下の人間が「ありのままの姿」でいたら「暴力と性と怠惰が組み合わさったグロテスクな肉の塊」になるのです。もう人間ですらありません。


 平均程度、あるいはそれ以下の人は他人と出会う際には必ず「お化粧」をしないといけません。そうしないと「グロテスクな肉の塊」になってしまいます。


 その証拠に、ありのままの自分がいいのなら何で女性は化粧するんですか? 何で男もファッション誌を読んでオシャレに気を使うんですか? あんなのありのままの自分を否定するものでしょ?

 さらに言えば何でSNS疲れなんてものが流行るんですか? ありのままがいいというのならそもそも「盛る」必要なんて無いでしょ? 何でSNS上で「盛る」んですか?

 という話です。


 実際父親は酒に酔って「ありのままの姿」になる時がありますが、母親の一挙手一頭足そのすべてが嫌いらしく、誰もいない虚空に向かってぐちぐちぐちぐち文句ばかり延々と垂れ流している本当に惨めでみにくい姿です。

 ありのままの姿って言うのはこういうもので決して褒められる代物ではないんですよ。




 ありのままでも通用するのは産まれつき美形でモデルになれるほどの天才だけで、平均以下の凡人は男も女も化粧をしないとまともに外に出歩けません。その事実を知らないのか、あるいは知ってて言ってるのかは分かりませんがデマ情報をまき散らすのは辞めていただけたいと思っていいます。

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