Twitterから参りました。毎回ありがとうございます。さて、今回の作品は前回読ませていただいたSF調とは異なり、まだまだ古い息吹と新しい息吹が混ざった時代。
変わる者とそうでない者の差があらわになる、そんな時代のホラーものでした。
とても読みやすく、一話あたりの量も少ないので一気に読んでしまいました。落ちまで綺麗にまとまっていて、賞に入っていたというのも納得できます。仕掛けがだんだん手の込んだものになっていって、横溝正史的な感じもうけました。逃げる場所のない山のなか……というのが、余計に緊張感をあおりますね。
落ちは予想していたものと同じだったので衝撃は少なかったです。ただ、動機の面が最初の振りを生かしていてうまいなと思ったのでレビューしました。
これからも頑張ってください。