変態フレンズ

柊木緋楽

第1話

その日、サーバルは生まれた。

ただ、そのサーバルは幼い個体だった。

「あら、珍しいですわね。子供のサーバルなんて。」

カバが言った。

「あぶ~!」

色は抜け、真っ白で、よちよち歩き。

髪こそ整っているものの、その頭のサイズは通常のフレンズの頭の4分の1前後。

「フレンズになったから、成長は早く進みそうね。」

カバは微笑みながら言った。

「セルリアンに襲われたら……子供だから、対処出来ないわね。私が守ってあげるわ。あなたがくらい、大きくなるまでね。」

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変態フレンズ 柊木緋楽 @motobakaahomaker

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