Yandere(ヤンデレ)が止まらない☆

野口マッハ剛(ごう)

ヤンデレkoeeeee!!

 俺はツンデレの方が好き。ヤンデレは怖い。だって包丁を持ち出すから。街を歩いていた。人混みがサーッと消えて行く。え? どうしたの。すると目の前から現れたのはひとりの女性。うんうん、これは何かが起こるね? 俺はその女の横を通り過ぎようとする。

「ねぇ?」女が俺に言った。気がする。

「何か?」俺は一応答えてみる。

「ヤンデレは好きですか?」

「キライ☆」俺は笑顔で言った。

 次の瞬間には俺はその女から腹パンを食らっていた。

「げほっ‼️ 何をするんだよ!」

「私は全国ヤンデレ組合連合会の会長なのよ? ヤンデレを好きになりなさい」

 何を言っているんだ? こいつ?

 しかし、辺りを見回すと目の色が明らかに暗い美少女たちに囲まれていた俺。

「うわー‼️ やめろー‼️」

 俺はヤンデレたちに拉致、そして監禁されてしまった。俺はツンデレが好きなのに。



 俺は洗脳された。

 ヤンデレが好きです。

 ツンデレはキライです。

 ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高ヤンデレ最高!




 俺は目が覚めた。パソコンでヤンデレの画像を漁り始める。

 あれ? それにしても昨日は何かあったっけ?

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