12月のハルバード
緑茶
前編:ざ・わーるど・いず・のっといなふ
「これは一体どういうことだ……」
男は画面の前で険しい顔をした。
「分かりません……ただ、今後これが、日本のK市に出現する、としか……」
「こんなものが存在するのであれば、我が国の機関はすべて廃業だぞ。産業革命以降のすべての物理法則が台無しになる……」
「とはいえ、予想は覆りませんよ、長官……うちのスパコンすべてを導入した結果ですから」
「ええい、分かっている。分かってはいるが、納得などするものか。こんなものが、日本の女子高生から発現するなんて……」
彼らの見ている画面に浮かんでいるのは。
――天を覆うほどに巨大な、一本の
◇
前略。この世界はクソである。
我々の住むジャパンにまとわりついている問題の数々についてはいまさら語る必要もないだろう。岩肌を切り開いたような顔面のおっさんどもが怒鳴り声を上げながらあれこれ議論ごっこをしているのはナンチャラ法のナントカ案についてで、概してそのあれこれが我らの生活に還元されることはまれで、かたや海ではうなぎが食えなくなってるだのなんだの。正直穴子のほうがうまくねぇか。あれの旨さってほとんどタレから来てるんじゃねぇのか、知らんけど。とか、別の方向を向けば今日も優しくて引っ込み思案で真面目などこかの誰かが責任感と絶望を小さい心臓に詰め込んだ挙げ句飛び降り自殺をして、他の誰かの負の感情を加速させる。うんざりする出来事ばかりである。そりゃパンダの赤ちゃんが生まれたとかのニュースはあれど、残念ながらそれよりもいいスーツを着たおっさんの怒声のほうがこの国の未来を握ってるんだからどうしようもない。
いやちょっと待てよ、とそこのおまえは言う。確かにうんざりすることはあっても、それだけじゃないだろうと。お前にだって生きてる甲斐があって、それのためなら、どれだけ普段のあれこれが大変だとしても生きていけるんじゃないか、と。
ファッキン、くそくらえ。
そんなもんは自分が何者かである奴だけが言える戯言だ。何か誇れるもんを持っていて、そいつだけで世の中の荒海を渡っていけるような元気いっぱいで今日もごはんがおいしい、そんな奴だけだ。
かたや俺はといえば。
勉強がめちゃくちゃに出来るわけでもない。世界史の分からない人物名は全員ボブとマイケルにして提出している。
スポーツ万能なわけではない。違うんだ、うまく走れないんじゃない。膝が曲がらないんだよ。
容姿端麗なわけでもない。うるせぇ、身長ならキムタクにも勝ってるよ。それじゃ駄目かよ。駄目か、そうか。お前らは吉◯亮とか福◯蒼汰とかが良いんだろ。
――というわけだ。
自分にもさして誇れるもんがなくて、今日も俺の上に広がる空は灰色で。だからこそ鬱憤のはけ口もなく。ああ――こうして日々は過ぎていく。全て世は事もなし、などとよく言ったものだ、どうしようもないこの俺は――、
「とりゃっ!!!!」
「いてぇッ!!!!????」
というわけで、後頭部をしばかれる。
モノローグ終了。
◇
俺は我に返る。状況は登校中。クソサムい12月。頭がじんじん痛い。そこでようやく、俺は隣に居るやつの顔を見る。
「いっくん! 今日も顔がくらい! ばかじゃないの!!」
そいつは大福みたいな顔を真っ赤に染めながら、ぷんすかとこちらに向かって言ってくる。
――日暮きみこ。それが俺の幼馴染の名前だ。
容姿は、なんとも気の抜けるその名前によってうまいこと要約されている。
ちんちくりんの背丈に、まんじゅうみたいに丸い顔。血色のいい頬。古風がすぎる、三つ編み。
……こいつが俺の人生に現れるようになったのは、イコール年齢。要するに、母ちゃんと一緒に風呂入ってた時から知ってる仲だ。
「きみこが明るすぎるだけだ。なんだってこんな寒い日にそんなに元気でいなきゃならんのだ」
「寒い日だからこそ元気じゃないと、だよっ!! それに寒いとねぇ、帰りに買うたい焼きがめちゃくちゃおいしくなるんだよ」
「お前のその行動に一言言いたい」
「……なーに、いっくん?」
「……たまにはカスタード以外も買ってやれ。色んな味出しといて渋面するあのおっさんにも問題はあるが」
「えーっ! ウリアゲにコーケンしてるからいいじゃん!!」
……まぁ言動から分かると思うが。
この女、俺よりもバカである。そいつと十数年一緒なわけだ。少しは画面前のおまえらも、俺の頭痛を理解してくれるだろうか?
「あーーーーーっ!!!!」
また頓狂な声。今度はえらく真剣なトーンだ。
どうした? 轢かれたカメでも見つけたのか?
「いっくん見て! めっちゃいい感じの木の棒みっけた! ガンダムが使うやつ! ガンダムが使うやつだよこれっ!!」
「……今すぐ捨てろ。あと五秒で他人のふりするぞ」
……というわけで。
登校に戻る。
冬空から降り注ぐ寒さが肌を刺してくる。暖房のある自室に引きこもっていたい、最悪だ、そもそもこんな状況で登校させるという制度自体に問題があって――……それにしてもきみこの顔は本当に大福だな。面白いぐらいに丸くて赤い。
「……いっくんはさ」
きみこが目も合わさずに、仏頂面で言う。木の棒を持ちながら。お前、諦めろよ。
「なんだよ」
「なんだって、そんなにいっつも不満ばっかりなの? なんでそんなに楽しそうじゃないの?」
「……そりゃ、お前」
馬鹿らしい。わざわざ語る必要もないだろう。何度お前に言って聞かせたと思ってる。
「楽しくないし、不満だらけだからだよ」
「むー……」
不満そうに、またほっぺを膨らませる。つつきたくなるが我慢する。前、それをやると噛みつかれた。ネコかお前は。
きみこは俺の出した結論に不満らしく、すたすたと早足で前を歩く。そのたびに、三つ編みがぴょこぴょこ揺れる。
「確かにっ。楽しくないことは、この世界にいーーっぱいあると思うよ。でもね」
「……」
きみこは振り返る。
「……それでもいっくんは、あたしと一緒に登下校してくれるし、たい焼きを一緒に買ってくれる。それじゃ、駄目なのかなっ!!??」
校門のほど近くで、そう言った。
膝に手をついて、なかば叫び声と言っていいほどの音量で。
その顔に、笑顔はない。
至って真剣な顔で、そう言ったのだ。
「……」
俺は答えない。
答えられない。
昔からそうだった。
俺は、きみこの真剣な顔を目の前にすると、何も言えなくなっちまうんだ。
◇
「じゃー、また帰りね。いっくん」
「ああ。木の棒は捨てたよな?」
「かばんにはいってる」
「なんで!? お前実は本当にガンダムなのか!?」
「じゃあねー」
「おい待て!! その棒に対するこだわりはなんだ!! 俺に答えをくれ――――」
答えは宙吊りになって、とうとう与えられないまま。
俺たちは別の教室に別れた。
……そして、史上最もつまらない数時間が始まる。
教室に溢れる世迷いどもの声。席に座る。取り出したるはニーチェの本。もちろんカッコだけだ。読めやしない。そして授業が始まる。わけがわからん。なんなんだあの記号は。あんなものが数学と言って良いのか。仕方ないので俺は外を眺める。
セカイは、灰色に満ちている。
空も灰色。周りの連中も灰色だ。なにひとつ、得られるものはありはしない。
そんな世界を眺めていると、いつしかその灰色に、心まで溺れてしまいそうで。俺は心底怖くなる。なんでだろう。あれだけ世界なんてクソだと言っていたのだから、それでいいじゃないか。どうせこのまま生きていたって、なんにも面白いことなんてないんだから。
――――それでもいっくんは、あたしと一緒に登下校してくれるし、たい焼きを一緒に買ってくれる。それじゃ、駄目なのかなっ!!??
……声。
頭の中に響く。
畜生め。
あいつが居るから、俺はどういうわけか、やすやすと溺れ死ぬことも出来ない。
その理由はわからないし、わかりたくもない。
ヤケ気味になった思考はあちこちを飛び回って、またあいつのことに行き着く。
きみこ。
1から10まで、何から何まで単純な世界の中で生きているあいつ。正義は勝つのだと、あっさり言ってのけそうなあいつ。近所の犬と本気で喧嘩するあいつ。なんなんだあいつは、どうしてあそこまでこの世界を肯定できるんだろう。一体何が、あいつをそうさせるんだ。
――なぁきみこ、俺には時々、お前が分からなくなるよ。
だから、なぁ。許してくれ。
怖いんだよ、お前が。ほんのちょっぴり。
◇
帰り道で気付いた。
きみこは鼻っ柱にバンソウコウを貼っている。
「……昭和のガキ大将か?」
「ひどーい、いっくん。転んだんだよっ」
「そうかい」
この地方は、夕方になるとなお寒い。息を吐くと真っ白だ。
俺たちは、二人で下校していた。
俺はともかく、きみこも部活に入っていない。理由を聞くとあいつは、あっさりと「だって入っちゃったら、あたし、いっくんと帰れないよ。それでいいの?」と答えた。お前……その言い方は俺を哀れんでるのか。やめろ。触るぞ。ほっぺを。
「やー、今日も『今日』だったねー、いっくんー」
「……いきなりどうした。哲学に目覚めたか? ニーチェ貸すぞ」
「え、いらない」
「素かよ。……楽しそうで何よりだ」
「えへへー」
きみこは白い歯を見せて笑いながら、こちらに近づいてくる。
髪が、少しだけ当たる。
……なぜだか、むずがゆくなる。
夕暮れの坂道を、二人で歩いていく。
行き交う人々は誰も彼もが肩をすくめて、この状況から逃れるために早足。
……いったい、どれだけの人間と、人生でもう一度すれ違うのだろう。
「……きみこ」
「んー。なに? 今日はピザまんがいい」
「聞いとらんわ。それより……」
「なにー?」
俺は、問うた。
そういえば、俺から改めて聞いたことはなかった。
どうせ、予想していたものがそのまま返ってくるだろうと考えていたから。
「お前は……楽しいか? 毎日」
そう、聞いた。
答えは、すぐに返ってくる。
……そう、思っていたんだが。
「……きみこ?」
わずかに、間があった。
風が急にふいて、あいつの顔は見えなかった。
「楽しいよ? いっくん。当たり前じゃん」
あいつは、そう答えた。
――俺は、何かを言いかけた。
「……ほらいっくん!! 来なよ!!!!」
だがそれはすぐに、あいつの声にかき消される。
「ピザまん!! ほんとにおいしいんだから!!!!」
「――嘘だろ!? ピザまんっていつものたい焼き屋で買えるのかよ!? おっさんにプライドはないのか!? そんなに売れてないのか!!??」
結局、その流れに押し切られる。
俺は、数秒後には――その時感じた僅かな違和感を忘れ去っていた。
だけど、やっぱり。俺はピザまんを買わずに、たい焼きを買うべきだったんだ。
……その後悔は、意外とすぐに現れることになる。
◇
◇
――12月にも、雨は降るんだな。
俺は、じんじん痛む頬をさすりながら、窓の外を見ていた。
晩飯も食わずに数時間。母親はすっかり諦めたらしい。もう呼びかけなくなっている。
それでいい。このまま俺の、この殺風景極まりない部屋で餓死するのも一興だ。それとも、もっと盛大なやり方で吹き飛んでしまおうか。
……予期せず、小さくひび割れた笑いが漏れ出る。それは誰にも聞かれることなく、壁に吸い込んで消える。
はずだった。
「いっっっっっっっっっっっくんっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!! どりゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
きみこが、絶叫しながらドアを蹴破って入ってきた。
それはもう、見事なパルクールだった。
「どわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!??????????????↑」
思わず、こちらの声が裏返ってしまうほどに。
「はーーーーーーーっ、はーーーーーーーっ……へへ、ちょろいドアだぜ……」
「お前、バカ、鍵っ……お前……????」
「いっくんっ!! ごはん食べてないんでしょ!! おかーさまから聞いたからかけつけたんだからね!! あ、もちろん手は洗ったよ!! さぁ、リビングにいこう!!」
きみこは腰に手を当てて、ふんすと息を吐く。それから、こちらに手を伸ばしてきた。
やわらかそうな、白い手だ。
ほっぺよりもちょっとだけ薄いけど、それでもしっかり、桜色だった。
「……」
俺は一瞬、手を取りそうになった。
要はそれだけ、心が弱っていたということなんだろうが。
……だけど。
「いいよ。帰ってくれ」
――俺は、そっぽを向いた。手にも、触れなかった。
「いっくん……?」
不安そうな、か細い声が聞こえる。
俺の中に罪悪感と歪んだ快感が湧き上がる。最低なやつだ。俺は、そこでタガが外れた。
「お前さ……俺がなんでこんな怪我してるのか、知ってるのか?」
「知らないよ、でも――」
「知らないなら、口出しするなよッ!!」
声を荒げる。
きみこは、身を震わせた。
心の中に、ぐさりと何かが刺さる。だけど止まらない。俺は最低だ。
「はは……殴られたんだよ、喧嘩なんかじゃない、一方的に……まぁ、俺がバカをやったからなんだろうけど……誰にやられたと思う……? あいつだよ、お前のよく知ってるあいつ――……」
止まらなかった。口は歪んで、奇妙な笑顔になる。そのままきみこを見る。あいつは青ざめて、何も言えない。ごめん、でも、だめだ。止まらない。
俺は吐き出した、ぶちまけた。昨日何があったのかを、全部まとめて。何度も脱線しながら、怒鳴りながら。布団に当たり散らしながら。
――結局の所、世界はシンプルに出来ているらしい。俺はこの世界が嫌いで嫌いで、だからあいつらも嫌いで嫌いで、でもそれ以上に俺は俺自身が嫌いだから……あいつらとのいざこざに巻き込まれても、冷静に譲歩なんか出来ない。
なぁ兄ちゃん、自分何年生? だっさ、何してんの。なぁ、何してんの。
俺は怖かった、にげだしたかった。でも、俺はそいつらが嫌いだった。だからつい、余計なことを言っちまった。それが運の尽きだった。
――要するに俺は光と影で言えば圧倒的に陰なわけで。太陽さんさんな連中に喧嘩を売ってどうなるかは、目に見えてたはずなのに。
俺はそいつを、やっちまったわけだ。
……結果どうなったかって?
このザマだ。平謝りして、半泣きでべそかいて引きこもり。
腫れた頬にガーゼ当てたりもせず、ずーーーーっと部屋にこもってユーチューブを見ている。
「……これでわかったろ。俺はどうしようもないバカで、間抜けで……この世界の、一部で……」
「いっくん、だけど……」
「だけど、なんだ!? その続きをお前は俺にくれるのか!? それでどうする、俺をあいつらのところに引っ張り上げてくれるのか!? あぁそうすりゃいいさ、そうなればどうする? 俺はまた半泣きで敗走だ……そうなるに決まってる……それをお前は、俺にやろうっていうのか!?」
おい、そこまでにしとけ。それ以上進めばどうなるか、わからないわけじゃないだろう。
いや、もしかしたらわからないのかもしれない。
――俺は、何も、わからん。
「いっくん、あたしね、あのたいやき屋で……」
ああ。
俺はバカでアホだけど。
それ以上に……どうしようもなく鈍感だったから。
「出てけよ。これ以上惨めにする気かよ……――はやく出てってくれ。お前に俺は、必要ないだろう……お前は、こっち側にはいないんだから!!!!」
「…………っ」
ほら。
泣くぞ、泣くぞ。
「……ぇう」
――ほら、泣いた。
「っ……いっくん……のっ……」
拭けよ、きたないな。女の子だろ。垂れ流すなよ、まったく。
「頼む……これ以上、俺を……」
「いっくんの、クソバカああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あいつは叫んだ。
そして、電光石火。
部屋を出る。
――……ドタドタバンバン。あらきみこちゃんもういいのもうちょっとゆっくりしていけば、ごめんなさいかえらなくちゃごめんなさい――……。
……ふいに、静寂が訪れる。
部屋には、俺だけが残される。外には雨が降っている。冷たい雨が。
「…………」
頬は、追加で殴られたみたいに、さっきよりもずっと痛い。
◇
そうしてあいつは居なくなった。俺の部屋から。
それでいいと思っていた、そのまま、俺のことなんて忘れて――。
「うぎゃあああああーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!????????」
悲鳴。もちろん、あいつのだ。
あまりにも突然だった。
その瞬間俺は、あらゆる心の中に浮かんだ痛々しい憂いをふっとばし、部屋を飛び出して階下に降りて玄関を開けた。
おいおいどうしたどうした、ロイコクロリディウムをかわいいと言い放つあの日暮きみこが悲鳴!? 一体何が起きた、車にでも跳ねられたか、それとも熊にでも……――。
轟音。
地面が揺れる、視界がくらむ。いやマジで。立膝になって崩れ落ちる。
……それがおさまって、目を開ける。
すると、そこには。
「…………」
「いっくん、どうしよ、これ…………」
……。
そこには、きみこが居た。
いや、それは間違いないんだが。
きみこであって、きみこではなかった。
要するに、どういう状況かというと。
――オーケー、もう一度、深呼吸をさせてくれ。
…………。
よし。
では言おう。
俺の幼馴染、日暮きみこは。
その左腕が、天を衝くほどの巨大なハルバードに変形した状態で、突っ立っていた。
◇
◇
はじめに、言っておかねばならんことがある。
ここまでで、痛々しい俺のモノローグを中心にした青春? ストーリーが展開されたと思うのだが。
すべてが終わった今だからこそ言う。
これより展開されるのは、荒唐無稽な絵物語。リアリティレベルなどふっとばしたとんでもない話が待っている。
いや、本当なんだ。
でも、だからこそ――……。
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