現代ドラマ
アクアデイズ スガワラヒロ様
執筆状況: 連載中
総文字数: 9万字超(2018年12月時点)
一話あたり: 3千字前後
要素: アクアリウム、百合、女子高生、日常
【あらすじ】
行きつけの熱帯魚ショップを訪れた巳堂琴音は、同じ学校の小清水由那と出会う。どうみてもアクアリウム初心者の小清水を見て気になった琴音は事情を聴くことに。
この出会いをきっかけに、接点のなかった2人はアクアリムについて教え、教えられる関係になったのだった。
【独り言】
大きな水槽の中を泳ぎ回る色とりどりの魚。砂や海藻、木の枝で綺麗にレイアウトされていると目を惹いて、ついじっと見てしまう。そんな経験はありますが、いざ自分が手を出すとなると、大変なんだろうなあと思う趣味です。
まず、何からしていいのかがよく分かりません。金魚くらいは飼った事があるので、ただ水を入れるだけではダメ。は分かりますが、専門知識はからっきし。
そういった私でも、初心者小清水さんと一緒に、へえ。そうなんだ。と関心しながら読むことができました。出てくる魚の名前を調べ、画像検索しながら読んだのですが、魚って色んな種類がいるんだな。とただ驚きました。
遠い世界に思えたアクアリウムが少し身近に思える作品です。
同時に、生き物を飼うというのは気軽にできる事ではない。そういったことも教えてくれる作品だと思います。
アクアリウムがなければ話すきっかけがなかったであろう、琴音ちゃんと小清水ちゃんが話している。というのも大変癒される部分ではあります。
あからさまではないですが、ほんのりと混じる百合の雰囲気がいいです。幼馴染以外に親しいといえる友人がいない琴音ちゃん。クールで大人びた印象のある彼女が、天然で人懐っこい。真逆ともいえる印象の小清水ちゃんに翻弄されて、戸惑う姿はとても初々しく、和やかな気持ちにさせてくれます。
知的な雰囲気のある翠園寺さんも加わって、彼女たちの関係が今後どうなっていくのか。そちらについても気になるところです。
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