この作品は好きです。なんて言うか、キャラが本当に好きです。みんながみんないいんですよ（語彙力）ww。

この話は、東和国とウェスト公国の戦争が終わった後のお話。平和条約は結ばれているものの、当然いまだに対立が続いている。主人公・犬塚露壬雄はダリア学園という寄宿学校の学生であり、「黒犬の寮」の高等部1年生のリーダーを務めていた。この寮は東和国の学生が寄宿する寮であり、ウェスト公国の学生が寄宿する「白猫の寮」とは敵対関係にあった。しかし露壬雄は、白猫の寮の高等部1年生のリーダー・ジュリエット・ペルシアに片思いしていた。

ある日、ペルシアは露壬雄に馬鹿にされていると思い悲しみ、決闘を申し込む。露壬雄はペルシアを悲しませたことを、本気を見せることによって挽回しようとした。その本気とは、すなわち好意。露任雄は告白をしたのだった。ペルシアは露任雄の言葉に動かされ、交際することに。しかしそれは、対立する二国間ではあり得ない交際だった。果たして二人は、誰にもばれずに交際することができるのか？？

この話は面白いです。とにかく読んでほしい。キャラ一人ひとりに感情移入できて、どの場面でも臨場感を持って読むことができます。是非どうぞ！