初期プロットプロット4 幕間 出立準備

モモンガ玉座の間にて今後の方針を主要な僕を集めて伝える。

自分が新しい力を獲得したことを告げつつ、人間化を行う。

この時自分とギルドメンバーの出自を伝える、リアルとユグドラシルの関係を。

リアルに本体があり、ユグドラシルには仮初の身体を使い活動していたことを、そして、ギルドメンバーはこのナザリックでの仕事に一区切りがついたために、リアルでの活動を優先にするようになった事を。

そして、この世界は慈悲と慈愛の心をもって、時に優しく、時に果断に行動する旨を伝える。

それから、パンドラズ・アクターを紹介し、グレンデラ防衛軍元帥の地位につけることを宣言。

アルベドと階層守護者にはこの後、直近の行動について会議を行うと言い。一時間後に執務室迄来るように告げ、玉座の間での宣言を終了する。


執務室

アルベドを筆頭に各階層守護者は執務室内のソファーに座っている。上座にはセバスを控えさせてモモンガが座っている。

モモンガ、「当面の間は情報収集に終始し、私自身も外に出る。」

アルベドは危険性を訴えかける。

それに対して、モモンガは自分のレベルが一番高いことを理由にして、自ら囮になると宣言。

アルベドさらに詰め寄るもモモンガは引かず、それを見かねたデミウルゴスは妥協案として、一人ではなく誰か供回りを付けるように具申。

モモンガこれを受けて、人間の町での活動をすることを理由にして、供にはナーベラルを選択。

それと、後日ガゼフに対しモモンガとして訪問する為の先触れを、シャルティアに任せる。

デミウルゴス、では、こういった物語はどうでしょう?


遠方の地での実験の失敗により、見知らぬ地に転移してしまった偉大なマジックキャスター、アインズ・ウール・ゴウン・ナザリック・スズキ=モモンガ=サトルは、転移後に、騎士に襲われているカルネ村を発見しこれを撃退、その後王国戦士長が率いる戦士団を狙った法国の特殊部隊六色聖典も撃退する。

モモンガはカルネ村を拠点に定め、周辺の情報を収集する為に、一緒に転移してきた護衛や従者を王国の都市、エ・ランテルに派遣する。

この派遣された者こそは、モモンガ扮するモモン・グレンデラと、モモンガの護衛兼メイドのナーベラルガンマ。

この二人はエ・ランテルで冒険者として活動をしながら、情報を集めるのが目的。

モモンガ自身はカルネ村の復興を手伝いながら、帰還の為の魔法実験を行える拠点を建造するのであった。


そして、モモン達がカルネ村を発った数日後、準備が整ったモモンガの娘シャルティアが王都に向かうためにカルネ村をたつ、この時先に出立したモモンと合流する為に一路エ・ランテルに向かう。


デミウルゴス「どうでしょうか、モモンガ様」

モモンガ「さすがデミウルゴス、よくこの瞬間にそれだけの物を作り出したな。他のものは他に何か意見はないかな?」

特にない模様。

モモンガ「では、これを基にして話を詰めていこう。」


アンダーカヴァーの設定を考える


モモン・グレンデラ、モモンガが現地で活動するためのアンダーカヴァーで、モモンガの護衛を務めている設定。バレることを前提にしている。というか、一部の相手には率先してばらす予定、ガゼフなど。


ナーベラル・ガンマ、モモンガの傍仕えをする護衛兼メイド、風属性系統に特化したエアエレメンタリスト、(モモンを慕う)。


モモンとナーベラルは周辺の情報を集めるためにエ・ランテルにて情報収集をする為と、現地の通貨を入手する為に冒険者に登録する。


数日後に発つシャルティア達


アインズ・ウール・ゴウン・ナザリック・シャルティア・ブラッドフォールン=ペロロンチーノ、モモンガの娘、モモンガの魔法実験に巻き込まれてしまった唯一の肉親。モモンガの研究成果により、人間の姿のままに吸血鬼化に成功。少女の姿を保ったまま永遠に生きる?ことが出来るようになった。


セバス・チャン

モモンガに仕える護衛兼執事、今回モモンガの王都来訪をガゼフに伝える役を任された、シャルティアに同行する。


ソリュシャン・イプシロン

モモンガに仕える、護衛兼メイド、盗賊や暗殺の技能を仕込まれた訳アリメイド。


上記5名の装備、レベルを偽装する指輪、種族隠蔽の指輪を装備する。

モモンは漆黒のアニメ版同様フルプレードメイル

ナーベラルはアニメ版同様の服装

シャルティアは、いつものボールガウンなど貴族的な服装を着ている。

セバスは執事服

ソリュシャンは、アニメ版でナーベラルが来ていたシックなメイド服


基本的に見た目に関してはアニメ版をイメージしています。

ソリュシャンを本作では、メイドとして外に出させます。戦闘メイドの服装ではない格好をさせ、メイドとしてシャルティアの傍に控えています。


モモンガ「こんなところか、では、私たちはレベルと種族の偽装を行うが、行動自体の隠密性は気にしないで活動する。なので、目ざといものは私たちの存在に気付くだろう。その間にデミウルゴスを中心として周辺の情報収集をし、アウラとマーレはもしもの時の為の避難場所と、緊急時に切る捨てることが前提の拠点を、トブの大森林に建造する。と、これが直近での活動内容となる。そして、アルベドはナザリックに残り私に代わり執務を代行してもらい、防衛に関しては、コキュートスに一任する。カルネ村に関して、私が居ない間はパンドラズ・アクターに任せる。これで問題ないかな?」

守護者一同「問題ございません。」

モモンガ「では、全員またここに無事に集まれる事を最優先として、行動してくれ。」


巫女

私はオーレオール・オメガは神モモンガ様にこの身全てをささげた巫女です。

そんな私のお勤めがやっと出来そうです。

本日モモンガ様は一日中執務で自室にいるとのこと。

この機会を逃せば次にいつ機会が巡るか解りません。


モモンガ様お勤めに参りました。

モモンガ様はおつかれのご様子、私が万事熟します故、全てお任せください。


モモンガ「えっ、なんで脱ぐの?っふぁ!お勤めってそういう事!・・・あ・・・、ちょっ、ぐ・・・、ストップ・・・あ、・・・。」


モモンガのハードルが下がった日である、なんのハードルかはご想像にお任せします。

本作では、アルベドではなく、まさかのオーレオール・オメガです!


ニグンたちのその後

デミウルゴスは彼らを前にして違和感を覚える。

全員に何かしらの魔法が掛けられている?

それを調べると、なるほど、何とも奇妙な条件で発動しますが、情報漏洩対策なのでしょうね。

ある特定の条件で3回質問に答えると死に至る魔法が掛けられていた。

さて、流石にモモンガ様に弓を引いた相手を、このままにしておくのはありえないですね。

偽装騎士の方は王国の判断に任せますが、呪いを解いたら一回死んでもらいましょう。

なに、すぐに生き返らせてあげますよ。

これにより、ナザリックは断片的ながら法国の情報を手に入れるのだった。

六色聖典のおおよその戦力と、2名ほど人類の能力を逸脱した存在が居る事、六大神をプレイヤーさまと呼んでいる事。

ただし、ニグンは傾城傾国のことと漆黒聖典の内情は詳しく知らない。

法国の上層部にしても、指揮権の構造を理解している物の、実際にどのような会議が為されているのかについては、少し耳にしている程度だった。


カルネ村

エンリ目線

この村を救ってくれた神アインズ様、今私はその神様に身をささげる立場だというのに、いつも神様に助けられてばかり、初日なんて寄り添ってもらい一緒に寝てしまった・・・。

でも、すごい安心したなー。

村自体もアインズ様が提供してくれたゴーレムを使用して、防壁や堀の設置が進んでいる。

防衛用にモモンガ様直轄のグレンデラ防衛軍から1レイド?だったっけ32人も派遣してくれていて、今この村は余程のことが無い限りは安全になった。

ネーム~、デスナイトさんの高い高いは危ないわよ~?


モモンガ、パンドラを連れカルネ村に来訪、エンリ、ネムに自身の影武者だと伝え、今後はこのパンドラにここを任せ自身は身分を隠して活動する事を伝え、モモンの姿を見せる。「他のものには内緒だよ。一応村長夫妻には伝えてあるけどね。」


ナザリック第六階層

円形闘技場アンフイテアトルム

同じ漆黒のフルプレートを装備した二人が、実戦形式で戦闘訓練を行っている。

モモンガ「この位かな?」

パンドラ「流石父上と言ったところですが、ドッペルゲンガーとしては些か複雑な心境です。」

モモンガ「レベル差と言ってしまえばそれまでだがな、まー、お前の事だこれから努力して追いついてくるのだろう?」

パンドラ「勿論」

モモンガ「しかし、この武技というのは面白いものだな。」

パンドラ「そうですね、父上がガゼフ殿の戦闘を転移直後のタイミングで見れたのは、非常に運が良かったです。」

モモンガ「初めてみた時は驚いたよ、SPエスピーと|MPエムピー》を消費して発動する近接戦闘用のスキルと、魔法の中間の様なこの技術を見た時は。」

パンドラ「えー、私もユグドラシルにないスキルと聞いたときは、脅威を感じましたが、こうして使ってみると現地人のレベルでの使用では、我々の脅威にはなり得ないですね。」

モモンガ「パンドラよそれは早計というものだ、デミウルゴスの報告は見てるな?」

パンドラ「はっ、確かに、そうですね。もし、その報告の中にあった2名の人類の逸脱者がレベル100であれば、私たち守護者級でも負ける可能性が出てきますか。」

モモンガ「そうだ、というか、私たちの成長の可能性が広がってるのが確認されている今、想定以上の強者が居る可能性があるからな、積極的に動いて経験を蓄積する必要がある。」

パンドラ「なるほど、それでモモンガ様は率先して外に出られる覚悟を?」

モモンガ「あぁ、私は下手したら執務で動けなくなるかもしれないから、余裕のあるうちに色々と試してみようとな。む、そろそろ効果が切れるか、能力向上!」


第二階層死蝋玄室

シャル「ふふふ、娘・・・モモンガ様の娘・・・。親と子との禁断の・・・、おっと、いけないでありんす。えーっと、アインズ・ウール・ゴウン・ナザリック・シャルティア・ブラッドフォールン=ペロロンチーノは、元は人間でモモンガ様の魔法研究の成果により、少女時代に吸血鬼化に成功し・・・」


第十階層

プレアデス専用控室

シズ「二人ともずるい」

エントマ「そうですわ~」

ルプス「そうっすねー。モモンガ様と一緒にお散歩できるなんて」

ナーベラル「これは任務よ?」

ソリュシャン「ナーベラル、顔が緩んでるわよ?」

ユリ「みんなどこであっても、モモンガ様の為に全身全霊をもって事に当たるのは変わりないわ。」

コンコン、セバス入室

セバス「ナーベラル、モモンガ様が御呼びです。」

ナーベラル「はい、ただ今伺います。」

ナーベラル以外プレアデス、ナーベラルの顔女の顔ですね、わ~。


第五階層氷結牢獄

ルベド、「ブウー」

ニグレド「あらあら、せっかくのかわいい顔が台無しよ?」

ルベド「置いていかれた・・・。」

ニグレド「私と一緒にナザリックの安全を守るのはいや?」

ルベド「ん~、意地悪っ」

ニグレド「可愛い子ね~、ギューっ」


準備してる間の事は、後日おまけで追加かな?

まー、いくつかは簡単に本編に書く感じで、字数を見ながらだなー。



パンドラとデミウルゴス

デミウルゴス「なぜあの場であのように行動できたのですか?」

パンドラ「私はアクターですので」

デミウルゴス「わたしにも演技を教えてくれますか?」

パンドラ「では、オーバーなアクションからですな!」

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