2019年3月30日 00:41 編集済
フィール・フロストへの応援コメント
序盤が好きです。「ワタシ」目線がとても自然で、無理なく移入しながら読み進めることができました。人外ゆえの独特の愛嬌みたいなものも感じられますし、幻想的な空気感の伝え方も巧いと思います。さて、視点が変わった後、精霊との別れの辺りまではスムーズに流れに乗って読めたのですが、少年が精霊について調べ始める頃から物語のトーンが変わったように感じ、一回目はその先をつい読み飛ばしてしまいました……。うまく説明できないのですが、「話が飛んだ」という印象を受けたのだと思います。感想を書きたくて再度読み返しましたが、後半は何が起きているのかよくわかりませんでした。私がファンタジーに不慣れ(トントゥがわからなくてググッてしまうレベルです。 四属性は風火水土のことかなと想像しながら読みました )なことによるものか、あるいは単に行間を読む力が弱いせいかわかりませんが、素朴な疑問を一読者の感想として念のため記しておきます:・ 「青眼」なのに「赤い色」なのは、血走っているという意味か、あるいは何かの比喩なのか? はたまた、「ワタシ」に赤く見えているのは少年の眼ではなくて感情なのか?・精霊との再会時に青年はなぜこのような反応を示したのか? 虚言の一環なのか?・突然出てくる「英雄」は何者なのか?・この作品自体が何かしらの元ネタをベースにしたスピンオフ的なものなのか?(これらはおそらく、説明してしまうと野暮になる類のことだと思うので、無理にご回答いただかなくて結構です。) その他、気になったこと:・「三〇三分」は、もし33分という意味なら「三十三分」という表記が一般的かと思います。「六〇〇六〇五人」は665人なら「六六五人」、600,605人なら「六十万六〇五人」ではないかと。 ・「精霊に関する様々な依頼」とは例えばどういうものか。(これもジャンル的暗黙の了解に依拠可能なことなのかもしれませんが、私には想像がつきませんでした。)・ 「青年の夢見る雪の精霊の噂は人から人へと渡り、彼の活躍とともに精霊の噂は確かな力を持って広まって行きます。 時を掛けて、着実に、雪の精霊の噂は人々の間で語られて行きました。」→「精霊の噂は」が3回繰り返されていますので、さすがに減らした方がよいかもしれません。・ 「染まっていきましたた。」 →「た」が重複しているようです。……と、いろいろ書きましたが、発想と雰囲気がとても気に入りました。文章もよく練られていて、オリジナリティがあると思います。【以下、ご返信への返信です】大変丁寧にお返事いただき、どうもありがとうございます。「青眼」って青い目だけじゃないんですね! 辞書引いて目からウロコでした。「晴眼」という言葉も初めて知りました。勉強になります☆音が止んだところ、そういうことだったんですね! その肝心な意味合いが汲めてませんでした。すみません! お陰様ですっきりしました。ありがとうございます!『デュランダル・レコード』の方にもますます興味が湧いてきました。遅読につきいつ読めるかわかりませんが、楽しみです♪
作者からの返信
感想ありがとうございます! そうですね、自分自身話が飛んでしまった、また読者に知識を要求してしまっている自覚はあります。これは私がコンテストに応募したことで、「1万文字の字数制限」にビビってしまったことが大きいです。 トントゥはマイナーな妖精なので、知らなくても全然不思議ではありません。単純に私が彼女を堕とす時に、悪魔とラッパを掛け合わせたくて登場させただけです。 ではひとつずつ回答します。 「青眼」については、誤字です。すみません、正しくは「晴眼」でした。 ただ、青眼としての言葉の意味はちゃんとありますので、「青色の目」以外の使われ方をする方も居ると思います。 このような反応、というのは恫喝したところでしょうか? こちらについては、「フィール・フロスト」が誰の影響を強く受けて成長したかを、また青年が力を付けていくにつれ、周りからの的はずれな期待や重圧に押されていた事が関係しています。 精霊は基本的に青年の「想い」を受けて行動をしています。ので、人々を凍らせたのは彼女の意思でありつつも、大衆を邪魔だと思った青年の心理を汲み取ったことになります。 青年は賢い人ですから、きっとそれに気付いてしまい、自分の中の非道を認めたくなかったのだと思います。 次の二つは纏めて回答します。 このお話事態、ベースの設定を自分が執筆している長編から借りてきた物になります。 ので英雄さんはそこから移植されたキャラクターです。 説明を加えようかとも思ったのですが、この物語とは根本的に関わりが薄いこと、そしてやはり文字数制限の関係で情報を省いています。 疑問点についてはこんな所でしょうか。 その他の点について。 まず初めに、誤字や二重表現等の報告ありがとうございます! こちらは時間が取れ次第修正させて頂きますね。 漢字での数字の表記は実のところやったことがなく、自分のニュアンスでやっていたところがあります。ご指摘の通り、ここは漢数字の十を使う方が適切ですね。 さて、最後に精霊の依頼について。これは作品によって様々あるのですが、基本的には精霊によるイタズラ被害や物件破壊に対しての駆除等を、力を付けてからは大精霊と呼ばれる強力な精霊を鎮めたり、また退治していました。 ここもまた、読者様の知識に頼る形となっています。申し訳ないです。 最後に。重ねてになりますが、拝読頂きありがとうございました! 少しでも楽しんで頂けたなら、私としてはこんなに嬉しいことはありません。
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フィール・フロストへの応援コメント
序盤が好きです。「ワタシ」目線がとても自然で、無理なく移入しながら読み進めることができました。人外ゆえの独特の愛嬌みたいなものも感じられますし、幻想的な空気感の伝え方も巧いと思います。
さて、視点が変わった後、精霊との別れの辺りまではスムーズに流れに乗って読めたのですが、少年が精霊について調べ始める頃から物語のトーンが変わったように感じ、一回目はその先をつい読み飛ばしてしまいました……。うまく説明できないのですが、「話が飛んだ」という印象を受けたのだと思います。
感想を書きたくて再度読み返しましたが、後半は何が起きているのかよくわかりませんでした。私がファンタジーに不慣れ(トントゥがわからなくてググッてしまうレベルです。 四属性は風火水土のことかなと想像しながら読みました )なことによるものか、あるいは単に行間を読む力が弱いせいかわかりませんが、素朴な疑問を一読者の感想として念のため記しておきます:
・ 「青眼」なのに「赤い色」なのは、血走っているという意味か、あるいは何かの比喩なのか? はたまた、「ワタシ」に赤く見えているのは少年の眼ではなくて感情なのか?
・精霊との再会時に青年はなぜこのような反応を示したのか? 虚言の一環なのか?
・突然出てくる「英雄」は何者なのか?
・この作品自体が何かしらの元ネタをベースにしたスピンオフ的なものなのか?
(これらはおそらく、説明してしまうと野暮になる類のことだと思うので、無理にご回答いただかなくて結構です。)
その他、気になったこと:
・「三〇三分」は、もし33分という意味なら「三十三分」という表記が一般的かと思います。「六〇〇六〇五人」は665人なら「六六五人」、600,605人なら「六十万六〇五人」ではないかと。
・「精霊に関する様々な依頼」とは例えばどういうものか。(これもジャンル的暗黙の了解に依拠可能なことなのかもしれませんが、私には想像がつきませんでした。)
・ 「青年の夢見る雪の精霊の噂は人から人へと渡り、彼の活躍とともに精霊の噂は確かな力を持って広まって行きます。 時を掛けて、着実に、雪の精霊の噂は人々の間で語られて行きました。」→「精霊の噂は」が3回繰り返されていますので、さすがに減らした方がよいかもしれません。
・ 「染まっていきましたた。」 →「た」が重複しているようです。
……と、いろいろ書きましたが、発想と雰囲気がとても気に入りました。文章もよく練られていて、オリジナリティがあると思います。
【以下、ご返信への返信です】
大変丁寧にお返事いただき、どうもありがとうございます。
「青眼」って青い目だけじゃないんですね! 辞書引いて目からウロコでした。「晴眼」という言葉も初めて知りました。勉強になります☆
音が止んだところ、そういうことだったんですね! その肝心な意味合いが汲めてませんでした。すみません! お陰様ですっきりしました。ありがとうございます!
『デュランダル・レコード』の方にもますます興味が湧いてきました。遅読につきいつ読めるかわかりませんが、楽しみです♪
作者からの返信
感想ありがとうございます!
そうですね、自分自身話が飛んでしまった、また読者に知識を要求してしまっている自覚はあります。これは私がコンテストに応募したことで、「1万文字の字数制限」にビビってしまったことが大きいです。
トントゥはマイナーな妖精なので、知らなくても全然不思議ではありません。単純に私が彼女を堕とす時に、悪魔とラッパを掛け合わせたくて登場させただけです。
ではひとつずつ回答します。
「青眼」については、誤字です。すみません、正しくは「晴眼」でした。
ただ、青眼としての言葉の意味はちゃんとありますので、「青色の目」以外の使われ方をする方も居ると思います。
このような反応、というのは恫喝したところでしょうか?
こちらについては、「フィール・フロスト」が誰の影響を強く受けて成長したかを、また青年が力を付けていくにつれ、周りからの的はずれな期待や重圧に押されていた事が関係しています。
精霊は基本的に青年の「想い」を受けて行動をしています。ので、人々を凍らせたのは彼女の意思でありつつも、大衆を邪魔だと思った青年の心理を汲み取ったことになります。
青年は賢い人ですから、きっとそれに気付いてしまい、自分の中の非道を認めたくなかったのだと思います。
次の二つは纏めて回答します。
このお話事態、ベースの設定を自分が執筆している長編から借りてきた物になります。
ので英雄さんはそこから移植されたキャラクターです。
説明を加えようかとも思ったのですが、この物語とは根本的に関わりが薄いこと、そしてやはり文字数制限の関係で情報を省いています。
疑問点についてはこんな所でしょうか。
その他の点について。
まず初めに、誤字や二重表現等の報告ありがとうございます! こちらは時間が取れ次第修正させて頂きますね。
漢字での数字の表記は実のところやったことがなく、自分のニュアンスでやっていたところがあります。ご指摘の通り、ここは漢数字の十を使う方が適切ですね。
さて、最後に精霊の依頼について。これは作品によって様々あるのですが、基本的には精霊によるイタズラ被害や物件破壊に対しての駆除等を、力を付けてからは大精霊と呼ばれる強力な精霊を鎮めたり、また退治していました。
ここもまた、読者様の知識に頼る形となっています。申し訳ないです。
最後に。重ねてになりますが、拝読頂きありがとうございました! 少しでも楽しんで頂けたなら、私としてはこんなに嬉しいことはありません。