宇宙人なんて嘘だったんだよ、クソが!
嵐の日、自宅で「世の中はつまらない」と嘆きながら雑誌を読んでいました。するとUFOを特集した記事が目に留まります。それは先日に友人が話してくれた内容と同じものだったので、友人の話が本当だったのだと驚き、雨風が吹き荒れる屋外に飛び出すと、空に向かって「宇宙人、ごめんな。存在を疑ったりして」と叫びました。そんな様子をしめしめと電柱の陰から見詰める友人。じつはUFO話は友人の作り話で、雑誌は友人の手作り。すべては作者を騙すために仕組まれた罠だったのでした。
手間の掛かることをしやがる。
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