第9話 監禁
包丁女に捕まって俺はその女の自宅で監禁された。包丁を持ってニヤニヤするこの可愛らしい女は異常だと思えた。俺は返信が来ないスマホを握りしめた。
「ね? 私は怖いでしょう?」
冗談じゃねぇ! なんとかしないと。
しかし、相手は包丁を持っている。
どうしようも出来ない。
「さあ、これからは私だけを見るんだぞ☆」
ヤバい、この包丁女は頭のネジが取れているんじゃねぇの?
ん? 待てよ? つまりは俺はずっとこいつからストーカーされたワケ? 俺が付き合う女の子を変えるたびにずっと?
「ねぇ、キス……しよっか?」包丁女は包丁を突きつけながら迫ってくる。
俺は抵抗が出来ない。されるがままに、俺は包丁女とキスを……してしまった。
それから包丁女に監禁された俺は毎日望まない行為をさせられた。何週間が経っただろう。
俺は感覚がマヒしてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます