第4話 消滅
地球歴2000年チヤイナ共和国は月へしかも地球人が見ることのできない裏側へ探査機を人類史上初めて世界各国には極秘で送り込んだ。その後も1年に一回様々な探査機を送り込むことになる。
その20年後2大大国チヤイナ共和国とUSA連邦は出口の見えない経済戦争に明け暮れていた。
そんななか、チヤイナ共和国は、もう一方の大国USA連邦に押され気味の状況でありすでに土俵際にまで追い詰められていた。
そんな状況を鑑みて、チヤイナ共和国の大統領はある決断をくだした。
「人民の大移動を宣言する!」
その夜の月はひときわ明るく輝いていた。USA連邦市民はその輝きに目を見張った。
そんな中突如として、天空のライトが消滅し、何千、何万に及ぶ流星が地球の夜空を飾ったのだった。
その後地球の気象は不安定になり異常気象に悩まされることになる。
50年後チヤイナ共和国人民は、はるか木星軌道から、その様子をモニター越しに眺めていたのだった。
地球において今でも気象は荒れたままで、おさまる気配はない、生き残った各国市民はチヤイナ共和国の2000年からの月探査の真の目的を知るものはいなかった・・・。
年月は更に経過し、ついに地球は沈黙した・・・。
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あとがき
お話のもとは、少し前の中国の月探査機着陸、とアメリカと中国の経済戦争、そして月に関する謎と噂例えば、月は異星人の作った人工物である!なんてとんでもない噂もあります。月があるから地球の気象は安定しているとか・・・、それらをもとに連想したことを文章にしてみました。
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