第9話 平常運転の星子

 翌朝の教室である。


「火炎障壁展開。実弾射撃開始!」


 相変わらず平常運転の星子である。

 何事もなかったかのように妄想にふけっている。


 コイツは私の告白を何だと思っているのだろうか。


 まあいい、羽里をけん制できればそれでいい。

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