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2018年12月5日 22:55 編集済
グレイス「あら、羽里さんたら。哀れね」ララちゃま「とか言いつつ羽里とやらを応援する気だろ、馬鹿又姪が」
作者からの返信
虹色に光輝いていたブリッジ内の空間は唐突に暗くなった。「ワープアウトしました。現在、土星の周回軌道上です」 香織の報告に頷く義一郎だった。「エンケラドゥス付近の微細天体を検出しろ」「了解。検出中です」 羽里はレーダーを慎重に扱い微細天体を検出している。 エンケラドゥスは土星の環の一番外側に当たるE環付近を公転しているのだ。輪を構成するのはほとんどが氷であり細かい粒子が多い。しかし、中には数メートルの大きい塊もある。それに衝突するのは不味い。「検出を終了しました。マッピングします」「ヨシ。回避コースヲ設定シタ。星子、正確ニトレースシロ」 羽里の報告に合わせ即時コース設定をしたララだった。
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グレイス
「あら、羽里さんたら。哀れね」
ララちゃま
「とか言いつつ羽里とやらを応援する気だろ、馬鹿又姪が」
作者からの返信
虹色に光輝いていたブリッジ内の空間は唐突に暗くなった。
「ワープアウトしました。現在、土星の周回軌道上です」
香織の報告に頷く義一郎だった。
「エンケラドゥス付近の微細天体を検出しろ」
「了解。検出中です」
羽里はレーダーを慎重に扱い微細天体を検出している。
エンケラドゥスは土星の環の一番外側に当たるE環付近を公転しているのだ。輪を構成するのはほとんどが氷であり細かい粒子が多い。しかし、中には数メートルの大きい塊もある。それに衝突するのは不味い。
「検出を終了しました。マッピングします」
「ヨシ。回避コースヲ設定シタ。星子、正確ニトレースシロ」
羽里の報告に合わせ即時コース設定をしたララだった。