アスリートゲーマー

プロローグ

2018年の流行語大賞候補に上がったことで知られる「eスポーツ」。

なんですかそれ？って思う人が少なからずいると思う。

eスポーツとは対戦型ゲーム、例えばCSGO(Counter-Strike Global Offensive)やR6S(Rainbow Six Siege),Overwatchみたいなチーム系やQuakeのような個人系の相手に弾をぶつけて倒すFPS，Dota2やLoL(League of Legends)みたいなチームで敵の拠点を破壊するMOBA，PUBGやFortniteのような物資を集め最後の一人まで戦うバトロワ,StarCraftのようなリアルタイムで資源や兵隊を管理しながら敵を倒す合戦をするRTS，ストリートファイターのような格ゲーなど多数ある。細かいとこを説明しだしたらきりが無いので進む。

まぁとにかくPCあるいはゲーム機を使ってかなりストイックな対戦をして相手を倒し賞金を勝ち取りスポンサーをつけスターに！ってことだ。

余計な説明はここまでだ。本題へ。

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2020年、世界ではeスポーツが爆発的人気を誇り去年のMOBAのHeroes of Battle Arena、チームFPSのSquad Solider 3の世界大会が最大同時視聴者数2500万人に到達。更に賞金総額は前者が60億円、後者が55億円と凄まじい額になった。

日本でもこの熱気を受け大会が本格的に整備されインターネットで放送されると最高同時視聴者が10万人以上になるなど人気が高まっている。

Squad Solider 3ではE-STARS Leagueを主として日本代表用のSuper Starランク、プロリーグのStarランク、アマチュアのA，Bランク,それ以外のチャレンジャーランクと格付けされている。

チャレンジャーランクからBランクになるには日本eスポーツ協会(JeA)に個人情報を登録をしなければならない。

BからAランクになるには定期的に開かれるオンラインもしくはオフラインの大会に出場し良い成績を残す必要がある。

AからSランクになるには毎年夏と冬にE-STARSが開催するeスポーツフェスタに出場しSランクの最下位チームと争いSランク8チームのうち1チームの座をかけて争う。

ちなみにSランクは自動的にリーグ運営のE-STARSから活動資金が提供され大きく注目されるためプロになれる。(Aランク上位にも一応プロチームはあるが)

そしてSランクの1位のチームはSuper Starランクになり日本代表となる。

この世界にまだBランクになってないチームAmbitious、ごく普通のゲーマーYuuこと一ノ瀬悠は挑むのであった。