何という、悲しい結末。
復讐は終わっていたのに、兄弟とも会えたのに( ノД`)
真の復讐する相手も殺せず、兄弟と会えたこともわからず、兄弟を手にかけたこともわからず・・・、まぁ知らない方がいいこともあるか。
2つの話の対比面白かったです(*‘∀‘)
作者からの返信
大福がちゃ丸。様
早速のコメントをいただき、ありがとうございます。
知らない方がいいこともある。まさにその通りですよね。
兄は復讐を果たし、弟も認識の中では復讐すべき相手を殺すことができた。兄は殺されはしましたが、弟が生きていることを確認できた。悲しい結末ですが、兄は「人生に悔いはない」と最後の一言に込めたつもりです。
今回は新たな試みとして、全く同じ文章を使い、二人の話を対比させてみました。二話目が弟の話だと気付いて頂けて、とてもホッとしています。
改めてありがとうございました。
全く同じ運命をたどり、全く同じ感性を持っていた双子が、たった数分の誤差で大きく明暗を分けてしまったという所に、心が震えました。
目が見えない人物から語られるという叙述トリックに、何度もはっとさせられました。
それぞれが、人生の最初と最後に「生きててよかった」と思ったのかと考えると、より胸が苦しくなるように感じます。
最後に、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
夢月さん
コメント&レビューありがとうございます。
今回はひとつ味の違った作品に仕上げてみました。「生きててよかった」は最近、切にそう感じましたので取り入れさせていただきました。
「星流夜」とはまた渋いお題ですね。純粋に「星が流れる夜」とするとポップな印象を受けますが、漢字のみの表記だけでグッと引き締まり、堅い印象を受けます。
その違いだけで作風が変わるのですから、タイトルというのは大事なんですね……。
来年もどうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします。