Ｒ８１

大人気風俗店のＲは８１

　これは宣伝ではない。

　Ｒ８１という風俗店は本当に知る人ぞ知るもので、看板もなく、ネットに情報もないと言ってもいい、今のところは。

　風俗、といっても、これが、下ネタだとは限らない。今回紹介するこのＲ８１という風俗店は、エロい意味ではない。なんたって、ここは８１禁なわけだから、老人の客しかいない、もうその老人たちは、萎えていて、エロいことをやれるにしても、ふくよかな肉体に顔をうずめる程度のことしかできないようだ、それはエロいとかではなく、ただフカフカなベッドに横たわるのと同じようなものなのだ、と。

　そもそも、なんでＲ８１なのか。Ｒ１８ではないのか。Ｒ１８のタイプミスなんだろ？、そうなんだろ？、ねえ？、と思う人もいるはずなのだ。そのわけは、Ｒ８１ぐらいにしないと、嬢が上玉すぎて、懐胎される、むさぼられるのがかわいそうだ、と。

　８１禁、なのだが、ある時、今２３歳の男がそのＲ８１に降臨。なんでなのか、そのわけは、そのＲ８１では、コスプレコースが人気で、原作者は特別に入店できるのだ。

　ショオリという名義で嬢をする者がいる。彼女はまだ嬢としての活動はしていないというほうがいい。まだ一人も相手していないのだから。でも実はショオリはここの嬢ではない。ただ、こんなかわいい嬢がいるぞ、でも人気すぎて高額で、会えないぞとして、接待してもらえないのだ。だが、メニューに写真が載っていて、その載せる代金を支払うことにしているから一応ここでは働いているとされている。

　コスプレコースで人気のコスチュームのキャラの作者の俺は、メニューを見ている。絶世の美女のショオリを見つける。

「接待はなしでいいからこの子と会いたい」と俺はオーナーに言ってみた。

　フェイスタイマというツールで、ショオリとライヴチャットする俺。

　俺が絶世のイケメンであったゆえか、某作品の作者だったゆえか、俺はショオリに誘われショオリのラス家にいった。いけたんだ。

　Ｒ８１はあの人気イラストレーターで有名の、岸田メルケルさんの家の横にある。メルケルさんは、オワリノクニの下町出身そして出生なのだ。そしてその近くには、電波送受信学園という、あきらかに電波で変態なのがいっぱいいるだろと名前からしてわかる学校があり、Ｒ８１を宣伝するライターの知人にもそこの卒業生はいるが、やっぱり変態で中退のニートが多い。メルケルさんは、イギリスのロックバンドの十シーシーのグレアム・グウルドマンというユダヤ人と似ている。イケメンイラストレーターだとも、言われている。そのグレアム・グウルドマンとアンドルウ・ゴオルドが結成したフラタアナルオオダアオブジオオルというバンドは、サイケアルバムの傑作を生んだ。サイケアルバムの傑作といえばまず来るのが『サアジェントペパアズロンリーハアツクラブバンド』と『マジカルミステリツア』であるが、もう一つあげるとするなら、フラタアナルオオダアオブジオオルの１９９７年に発表した『グリイチングスフロムザプラネットラヴ』である。サイケアルバムは、精神世界を感じさせる。骨のマークなどで有名のグレイトフルデッズのサイケアルバムも中々良い。骨は音楽とよく絡む。そういえばファンから、骨と呼ばれる男も、その骨の作った作品のコスはやっていた時に特別に招待されてきたが、彼は、自分のよりも、他者の作った、『ガンコレ』だとかいうもののコスした嬢の時にいきたかったんだと。

　オマケ。Ｒ８１の顧客データ抜粋。Ｊさん（９７歳）：その他の詳細は省略する。Ｏさん（８１歳）：下半身よりも上半身好きである、が、その他の詳細は省略する。Ｚさん（１００歳）：僕本番行為はする気なし、が口癖。その他の詳細は省略する。アレイスタ・クロウリさん（１２０歳以上）：魔術師の方じゃないです。だって彼がそう言っているから。