ひねくれぼっちと学生生活

@Crossfade

第1話

さて、高校に入ってもう1年が経とうとしている。成績は学年トップ、運動はそこそこの俺の周りには人がいない。まぁ、あれだ。すなわち、ぼっちだ。

別にこれは悲しい状況なんかではない。自ら望んだ状況が叶っただけである。

ここ最近の若人は、「陽キャ」とか「陰キャ」などなど、人を評価するのが好きみたいだが、俺はその考え方は嫌いだ。何故なら人にはそれぞれ特徴があり、言葉の捉え方によって意味も異なってくる。例を挙げると「煩い」と「元気」、意味は通るが、言葉の意味は違う。まぁ、こんな感じだ。

まぁ、そんなこんなで、俺は俺なりに青春を謳歌していたはずだった。

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