　皆さんはお買い物をどこでしていますか？　大抵は最寄りのスーパーではないかと思います。昔は八百屋さんとか肉屋さんとか魚屋さんとか、食材ごとにお店をはしごしていたのですよね。その中でもお魚屋さんには特別勢いがあった気がします。そんなジャパニーズフィッシュショップスタイルがアメリカで展開されるのだとか。

　ニューヨーク中心部マンハッタンのスーパーで、日本式の魚の捌き方や調理法などを客に伝えながら販売する魚売り場『ＳＡＫＡＮＡＹＡ（さかなや）』がオープンしました。豊洲市場から週２、３回空輸される水産物を商品として並べる計画で、アメリカのスーパーがこれほど鮮度にこだわって日本の水産物を扱う例は聞いた事がないのだとか。

　指導役を務める佐藤成就さんは「市場としては日本国外に伸びしろがある」と強調。「箸を使える人が多い事に驚いた。寿司文化が伝わったので、ヒラメの縁側の価値など、魚の食文化を広めたい」と意欲を示しているのだそうです。

　今のアメリカなら高級路線でも上手くやれそうです。軌道に乗れますように。