第1540話 これがポリコレの進んだ末路か……
物語は長く読み継がれる内に内容が変わったりするものですよね。童話とか昔話とか、時代に合わせて段々内容がマイルドになってきています。最近では、ポリコレ的に読む人に悪い影響を与えないような配慮をしていく流れが進んでいるみたいです。
そんな中、『チャーリーとチョコレート工場』の原作の出版社と権利を持つ会社が作中の表現を直接的なものから曖昧なものに変えちゃいました。
例えば『太った』『狂った』『醜い』と言った言葉は削除されるか変更され、『とても太った9歳の少年』は『巨大な9歳の少年』に、『怪物のような』や『まともじゃない』と言う表現は削除されています。
また、同作に登場するウンパ・ルンパは『小さな男』から『小さな人』へ、『紳士淑女の皆さん』が『皆さん』へと、性別を指定するような単語は著作全体で変更。更に、肌の色に言及する表現も大幅に編集されています。
正に今の欧米のポリコレを象徴するような出来事ですよね。性別すら曖昧にするとは……。せめて日本はこの流れに飲み込まれませんように……。
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