第1448話 文庫本の概念が崩れる……

 みなさんは文庫本を持っていますか? そして文庫本にどんなイメージを持っているでしょうか? 小さくて持ちやすい文庫本は手軽でお手頃なイメージがあるかと思います。ですが、その認識を改める必要があるようです。


 新刊の平均価格がこの20年間で約25%上昇し、昨年は1冊732円で、税込みでは800円を突破。今では1000円を超えるものも珍しくないのだとか。ただ、映像化された作品の原作は平均価格と比べて低めです。売れるからでしょうね。

 一方、古書店では文庫本の需要が高くなっており、一部の買取価格がハードカバー(単行本)より文庫本の方が高くなる逆転現象も起きているのだそうです。


 そう、最近の文庫本はお高いのです。ワンコインで買えていたのも遠い昔の話になってしまいました。もう文庫本のメリットはその大きさくらいしかなくなってしまったのです。悲しい話ですよね。

 なお、昔からある定番の文庫本はまだお安いのだそうです。そこが狙い目かな。

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