第301話 えっ? 手塚先生の新作?

 先日NHKが美空ひばりをAIで復活? させていましたが、次にAIで復活させる対象になったのは漫画の神様でした。

 2020年2月にキオクシア(元東芝メモリ)が自社の高速・大容量フラッシュメモリとAI技術を使って、手塚治虫の新作漫画を発表するのだとか。


「もしも、今、手塚治虫が生きていたらどんな未来を漫画に描くだろう?」と言うコンセプトで、手塚の遺した膨大な作品をデータ化し、最新の技術と先進のAIを駆使して、30年ぶりの新作を発表するプロジェクトなのだそうです。


 これ、正直手塚先生の新作にはならんでしょ。AIが過去のデータから学んで作るイタコ漫画でしょ。過去のデータは学ばせても今のデータを入れない限り情報は古くなるし、入れるとしたらどこまでのものを学ばせるかもあるし、そもそも本人はもういないのですしね。

 ただ、どう言うものが出来上がるのかには興味があります。AIの描く二次創作漫画。どうか読めるものが出来上がりますように。

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