第284話 さぁ~て、今年のイグ・ノーベル賞はぁ~?

 皆さんはイグ・ノーベル賞を御存知でしょうか。ノーベル賞のパロディ的なもので、人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られます。

 9月12日(日本時間の13日)(※執筆時)アメリカのハーバード大学でこのイグ・ノーベル賞の授賞式がありまして、見事に日本の研究者が選ばれました。この賞の日本人受賞者はこれで13年連続となります。


 受賞した研究は「5歳児の1日の唾液生産量の推定」と言う論文。歯科医でもあった渡部教授が自身の息子を含む幼稚園児30人に、ご飯やリンゴ、クッキーなど6種類の食品をかんでは紙コップにはき出す実験を繰り返してもらい、分泌される唾液量を測定。そこから算出した子供の唾液量の平均は、1日500ミリリットルと言うものでした。

 事前に同じ実験をした大人の場合と比べると大人の方が唾液量は多く、子供の唾液が多いように思えるのは口が小さいからだと結論付けています。


 うーん、まさにイグ・ノーベル賞に相応しい研究ですね。渡部教授、おめでとうございます。

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