殺害予告者の閉鎖病室1212

言波 導

殺害予告

2018年6月25日月曜日23時頃.私は焦りの様な困惑状態に陥っていた。「なんで!?どうして!?SNSのフォロワーがこんなに連日急激に減るの!?」私はショックの余り紙とシャーペンを持ち、なぜいなくなるの?どうして?という疑問と不安感とやけになる想いと共にどうしようもなくやるせない気持ちを抱きそれを書いた。それは『殺害予告』になった。殺害予告の内容はこうだ『「私の心情と殺害予告」私のSNSアカウントが連日フォロワー様が急激に激減しています。私はとても胸が痛いです。もうやけになり「そういう時期なんだろうな、なんもいわねぇよ」と投稿して、また察しの良いフォロワー様からフォロー解除されフォロワー様が減り、「もう自ら減らして行くスタイル。一新して前へ進もう。きっとまた良い出会いや繋がりがあると信じて」と投稿して自らフォローフォロワーを減らすという行動をもとりました。私もその行動で自分自身の連日フォロワー様が減って行くやるせなさから気持ちを保とうとしました。しかしそれでもココまでフォロワー様が一気に減り、しかも連日続くとは初めてな上に精神的に来るものがあります。怒りや殺意も湧き上がってきました。他にも悲しみなどの思いがあります。複雑な思いが絡み合い、とても苦しいです。たかがSNSのフォロー数フォロワー数に苦しめられるとは思いませんでした。

さて殺害予告に移りましょう。私はSNSでも居住地を東京まで公開しております。フォロワーにどれほど認知されているか分かりませんが私は精神科への通院やカウンセリングを受けていることを投稿して極自然に当たり前のように公に公開しています。それで2018年6月26日火曜日はカウンセリングの予定があります。なので担当者と話して気が収まらなければ担当者を殺し、カウンセリングの施設の方々を皆殺しにした後に外に出てさらに外にいる人達をも殺す次第です。私のカウンセリングの予約時間は夕方頃。小学生含め学生の下校時間になります。心苦しいですが子供であれ殺めるつもりです。現場はカウンセリングの施設周辺を予定しております。幸いにも私に殺されないように願っております。カウンセリングの担当者と話して気が収まれば予告は実行されずに済みます。それかフォローフォロワー内外からの、なだめる行為があれば実行しない可能性もありますが、今現在文章作成後と殺害予告後の私には実行する意志があります。』そうやってフォロワーが減っていた私が主に使っているSNSアカウントに殺害予告を書いた紙を写真にして、その画像を投稿した。

6月26日火曜日深夜1時頃

私はメインアカウントに今夜が最後と思い「寝る前にいつものオンラインゲームしょうかな」と投稿。しかし実際にはゲームはしなかった。その変わり他アカウントで仲良かったミョンミョンという人から1時18分メッセージが来た。私は1999年生まれ19歳名前は菊川 広。SNSでも広って名前だけは使ってる。

ミョンミョン「こんばんは!」

広「こんばんはこんな時間にどうしたの?」

ミョンミョン「起きていらっしゃったんですね」「ごめんね」

1時21分ミョンミョン「なんか…広はどうやってメンタル保ってるのかなと思って…未来を考えると僕は怖くて…」

1時23分広「今の自分はメンタル保ててないよ。偽るのも疲れた。自然体でフリーでいるのがいいけど、それも世の中じゃ通用しないんだろうね」

1時24分ミョンミョン「わかるどーしよ生きるのも怖い」

1時27分広「どんな風に不安なの?そんな自分も別アカウントで殺害予告出して夜明けの後どうなるか不安だよ」

1時30分ミョンミョン「自分はどうなるのって思いすぎて…広すげー」「言葉自体怖いね」そのメッセージを最後にメッセージのやり取りは途絶えた。

そして眠気と共に眠りについた。

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