その3 バーベキュー街コン

 2018年7月7日、七夕の日、愛崎は、友人とバーべーキューの街コンに参加しました。

 ですが、この日、記録的な大雨の日だったのです。「西日本豪雨」の日に、参加したのです。

 バカですよね……。はい、バカですwww

 本当は、断りたかったんですけど、友人が、申し込んでくれたので、どうしても、断れず……。一人で参加だったら、間違いなく、断ってしましたよ!!絶対に!!

 しかも、心配だったので、運営に「本当に、やるんですか?」とメールを送ってみたら……。


 「大雨特別警報は、県全域ではなく、今後も、雨が弱まる傾向ですので、街コンは、開催します」


 いや、なに言ってんの!?www

 そんなわけないじゃん!www


 と、心の中で、突っ込みまくった愛崎でした。

 

 もう、こうなったら、行くしかないと、腹をくくり、友人の車で、会場まで行きました。

 はい、バカですwww

 会場に着いたときは、すでに、雨が降っておりました。ザーザーと。

 

 テントのような屋根の下でバーベキュー街コンが始まりましたが、正直、突っ込みたくなるような事件が、起きたのです。

 4対4で、バーベキューをして、ある程度、時間が経ったら、男性グループが移動するという形で、街コンが始まったのですが、移動時間となり、第二グループの男性達が、席に着席した途端、目を疑いました。

 なんと、4人のうち2人は、別の街コンで会っていたのです。

 しかも、キャラが濃かった事www引くほど、ぐいぐいぐいぐい、きましたのでwww 

 前回は、友人と男性だけライン交換して、あとで、グループ作ろうという話になっていたそうですが、グループが作られることなく、終わったのです。

 ラッキーと思っていたのに、なぜ、ここに?www

 まぁ、相手は、気付いていなかったので、そのまま、初めましてって感じで、進みましたけどね。

 移動時間になり、男性からライン交換しようと、言われ、致し方なしに、ライン交換しました。

 

 第二グループは、去っていき、「ふぅ」と友人と、ため息をついて、ほっとしていたのですが、さらなる事件が起こったのです。

 第三グループの男性が、着席したのですが、その男性も、4人のうち2人が、別の街コンで会っていたのです。それも、2回も。

 しかも、その男性達は、気付いたようで、「どうも~」みたいな、感じで、挨拶が始まりました。

 ちなみに、その男性達も、キャラが濃い方たちです。ライン交換もしましたけど、交換しただけです。

 さすがに、「遭遇率高すぎでしょwww」と思いながら、バーベキューを始めました。

 いや、本当に、遭遇率高すぎだよwww


 時間が経ち、第三グループも移動、フリータイムとなり、わいわい、楽しんでいたのですが、豪雨は続き、止む気配はありません。雷も、何度も、鳴っていましたし。

 終了時間になったのですが、やはり、雨は、止みません。当然ですが。

 すると、運営のお兄さんが、「9時10分頃になったら、雨が止む予定ですので、その場で、お待ちください」と、アナウンスしたのです。


 いやいや、止むわけないやん!wwww


 と、誰もが、突っ込みました。そりゃそうでしょ、豪雨なんだから。

 もちろん、9時10分になっても、雨は止みませんでしたwww

 またもや、運営のお兄さんが、「あと、10分後に、雨が、止む予定です」


 もう、いいよwww


 と、さらに、ざわざわ。

 運営のお兄さんは、「10分後に、雨は止む予定ですが、帰っていただいても、構いません。お気をつけて、お帰りください」とアナウンスしました。


 てなわけで、私と友人は、さっさと、会場を後にしたのです。

 ですが、駐車場までは、遠く、豪雨の中、傘をさして、歩かなければなりませんでした。

 しかも、若干、浸水しており、川の浅瀬を歩いているような感じでした。

 バシャバシャと歩いている中、一人の男性が、声をかけてきたのです。

 ぶっちゃけ、誰?って、思いましたwww人数が多すぎて、全員と、バーベキューしていないため、別グループの方だったのでしょう。


「大丈夫?大変そうだね」と。

「そうですね……大変でした」と、返答する愛崎。


 歩きながら、話していたのですが、突然、その男性が、「ライン交換しよう」と言いだしたのです。


 は?


 こんな豪雨の中で、ライン交換するの?雨で、服、濡れてるんだけど?てか、スマホだしたら、カバンも、スマホも、さらに、濡れるじゃん。スマホ取り出した時に、スマホが落ちたら、マジで、最悪な状況になるんだけど、バカなの?と、正直、思いました。


「今は、ちょっと……」とやんわり、断ったのですが……。

「じゃあ、駐車場の近くになったら、交換しよう」と、言われてしまいました。


 はいはい。


 駐車場に着いた後、男性は、「ライン交換しようか」と言いました。

 ですが、正直、交換する気は、ありません。空気の読めないナンパ師みたいな奴は、お断りです。

 てなわけで、「急いでるので」と、断り、友人とすたすたと、逃げました。

 その際、「え?」と言う男性の声が聞こえてきましたが……。


 「え?」じゃねぇしwwwこっちが、「え?」だわwww


 と、内心、突っ込みました。


 ちなみに、その日は、電車が止まっており、祖母の家に泊まりましたwww


 散々な日でした。

 いや、豪雨の日に、街コンに行った私も、バカですけど、キャラの濃い男性との遭遇率は高いし、ナンパ師に引っかかるとか、マジないわwww


 こんなことてある?www

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る