第46話レベル11ダンジョン②
ダンジョンから無事に帰ってから、下水道にスライムを放し掃除して貰う事に、スライムはエサが豊富だと分裂を繰り返し数が増えるらしい、増え過ぎたて地上に出てきたらダンジョンに行けない者が倒せばレベルも上がり一石二鳥。
再度ダンジョンに行く為に出発しようとすると、子虎とうり坊達が連れて行けと離れない、子虎は猫じゃらしならぬ虎じゃらしで気を引き、太陽も釣られて子供達と遊びだした、しかし雪は騙されないぞと言わんばかりに俺から離れない、すると3才に成ったばかりのエリちゃんが雪を撫で。
「雪ちゃん、おるしゅばんしよ」
と話し掛けるとエリちゃんにすりより俺から離れたので出発する事に。
(あれだけ俺から離れるのを嫌がったのに、何かエリちゃんに負けた気がする)
何事も無くダンジョンに着くと隊員達から昨日のお礼を言われ、再びダンジョンに入った。
10階層主部屋までたどり着き、準備を整え中に入ると、前回と同じリザードマン達5頭が、今回は新撰組だけで戦いたいと言う事で、俺とマリアは待機です。
しかし彼女達はマジで強かった、人型なのも有るかも知れないが意図も簡単に切り殺した。
部屋で一服して降りる事に、11階層は鍾乳洞の様な階層で水溜まりが有ったりで歩き辛い階層だ、しかもいろいろなモンスターが居る。
リザードマンや熊は問題無いが、美咲はトカゲとカエルを怖がり、楓は大きな船虫に悲鳴を上げ涙目に成っていた、しかし悲鳴を上げればモンスターが寄って来るので、慣れて貰うしかないかな。
鍾乳洞はほぼ一本道なので敵さえ倒せば簡単に進め、20階層主の部屋に、中には体長2㍍をこえる鎧を着たカエルが、いきなり舌で攻撃して来たので舌を切り落とし反撃しようとしたら、マリアに頭を潰されて死んでいた、美咲以外は戦いたかった様だが美咲はマリアを誉めまくった。
部屋で昼食と休憩を取る事にしたが、半日で20階層クリアはずいぶん早く成ったと感心するがここで気を緩めると事故の元なので気を引き締めて階層を降りる。
21階層で豚面のゴリマッチョなオークが居た・・・、くっころせの前に彼女達に切り殺された。
彼女達が言うには見ただけで嫌悪感を感じ本能的に殺さないといけないと思ったらしい。
(やっぱオークは女性を襲うのかな?)
28階層で子供の鬼?体長1.3㍍位で赤黒い角の生えた子供が居た、顔も普通の人間に見え俺達を観察してる、そこへ歩美が不用意に近づいた、マリアが叫び止めるが一歩遅く歩美は腹を殴られ吹き飛ばされた、壁にぶつかる前にマリアが受け止めたが気を失っている。
俺はギアを上げ子鬼を切り殺した。
「歩美大丈夫か」
シルバが歩美を治療しているがまだ目を覚まさない、恋花が歩美の体を調べると。
「脈拍も呼吸も正常だしマリアが受け止めたから外傷も無いから大丈夫だと思う」
直ぐに歩美は目を覚ましマリアに怒られた。
「今の奴はリトルオーガ、不用意に近づくなんて何を考えているの、死にたいの」
「ごめんなさい、子供に思えて仲間に成るかと思って油断した、ごめんもうしないから」
シルバが治療してくれたおかげで歩美の体調も大丈夫だと言うので少し休憩してからまた進む事にした。
(確かに小学生位の子供に見えるから油断したな、モンスター情報を自衛隊と連携した方が良いな)
なんとか30階層主の部屋に中にはリトルオーガの大人バージョンが1体。
「不用意に近づくな、あれはオーガだ人間の頭など簡単に潰せるから」
オーガはマリアを睨み俺達何か眼中に無い様子、マリアがオーガを引き付けてくれている隙に斬るが固い、肉は切れるが骨が固いのか切りきれない、俺は隙をつき背後から剣で背中を刺し稲妻を撃ち込んだ、オーガは口から煙りを吐きながら倒れた。
誰も怪我はしなかったが、久々の強敵だった、俺達はこの部屋に泊まる事にして。
夕食の準備をしていると、マリアがオークを食べたいとおねだりして来たので部屋の隅に出してあげた、マリアは美味しそうに食べ、オークの肉は旨い旨いと食べていたが、俺達はモンスターを食べるのは抵抗が有る、猪は食べたけど人型はちょっと無理かな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます