ダンジョンが出現して世界が変わっても、俺は準備万端で世界を生き抜く

第7話門下生

俺は目覚めると薄暗い洞窟の中、はっとして起き上がると、思い出した、そうだ俺はダンジョンボスと戦い終わって疲れて寝たんだ、あービックリした

「ナビ、俺はどのくらい寝てた？」

《マスター、おはようございます、７時間ちょっと寝てました》

「熟睡してしまったか、ナビ、ステータス見せて」

《はい、マスター》

大曽根　雅也

２９歳

レベル２４

職業：①ダンジョンマスター４

　　　②忍者５

　　　③鍛冶士４

スキル：アイテムボックス

　　　　ナビゲーター　俊足

　　　　動体視力上昇

「思ったほど上がらないな、職業スキルは」

《はい、マスター》

ダンジョンマスター

　　ダンジョンクリエイト４

忍者

　　気配遮断　無音動作

　　気配遮断　影走

　　光学迷彩

鍛冶士

　　武具メンテナンス

　　武器作成下　防具作成下

　　武器取扱い下

選択可能職業

　　鍛治士、忍者、弓士、

　　槍士、会社員、市民、

　　研究者、引き篭り

　　剣士

「お、剣士が増えてる、ナビ、鍛冶士を剣士に代えて」

《はい、マスター》

それじゃ、何か腹に入れてから帰りますか、俺は寝袋をしまい、おにぎりとお湯を注いで入れて置いたカップ味噌汁を出した、おにぎりは鮭と昆布、地味だが味噌汁によく合う

「シルバどうしたの？」

シルバが青白い毛皮と青いクリスタルの角を持ってきてくれた

「シルバ、くれるのか？」

ピョンピョン跳ね、あげると言っている感じがする

「シルバありがとう」

シルバを撫でるとぷるぷるして喜んだ

俺がおにぎりを食べて要るとゴミを食べてくれた、それを見てシルバが入れば有料ゴミ袋買わないで良いんだと今に成って思い付く

其から出口に向かって進んで行くが行きと違いウサギの動きが遅く感じさくさく狩れた、２時間も掛からず出口に着いた、行きの１０時間は何だったんだ

午前中に家に着いたのでネットで探して見るが全然無い、一つメキシコで洞窟にチュパカブラ発見映像が有り見て観ると、これってゴフリンじゃないか

「ナビ、ゴフリンのダンジョンってレベルいくつ」

《マスター、単独でしたらレベル５ですが、レベル１０以上のダンジョンは複合型に成るので正確には解りません》

「レベル１０以上に成ると色んなモンスターが出るの」

《色んなモンスターが出ますが、レベルが低いと同系統が多いですね》

「そうなんだ、ナビまたいろいろ教えてね」

《はい、マスター》

俺はその後、のんびり過ごし、翌日からまた、教習所に行ったり、買い物したりして過ごした

今日は道場の日だ、前回より成長したところを見せてやる

しかし、この道場よく観ると女性は二十歳前後だけど、男性は俺以外皆年齢高いな、あのお爺さん何かゼンマイで動いてそうなのに、木刀を構えると別人に成るな、しかも動きが滑らかで剣先が凄く速い、よく観ると皆凄いよ、レベル高いなこの道場

「大曽根さん、始めましょう」

「はい、お願い致します」

「まずは先週教えた形をゆっくりで良いのでやって下さい」

俺は多少指摘されたが、自分でもかなりスムーズに出来たと思う

「大曽根さん、家で練習しましたね、先週よりかなり上達してます、私ビックリしました」

「先週、指摘されたのでちょっとだけ練習しました」

『ダンジョンでだけどね』

「努力家ですね、２回目でここまで出来る人居ませんよ、前回は厳しくして、ごめんなさい」

「いえいえ、大丈夫ですよ」

「本当にごめんなさい、大曽根さんもテレビで見て来たのかと思って」

「え、テレビですか？」

「すみません、知らなかったんですね」

「テレビって何ですか？」

「いや、知らないなら」

「教えて下さいよ」

「前に私達４人がちょっとテレビで紹介されただけです」

後でおじさん達に聞いたところ、１年前位に美人過ぎる刀士４人組で話題になり、それを目当てに門下生が集まったが、練習にならず、厳しくしたら、彼女目当ては皆辞めたらしい、其から若い男が来ると、厳しくするらしいと、それで前回は厳しかったのか、俺は生き抜く為に習いに来てるんだけどね

其から稽古も終わり着替えると師範が歓迎会をしてくれると

参加メンバーはおじさん２人と俺と美人刀士４人、そんな大騒ぎするほど美人じゃ無いと思うけどね、おじさんの車と俺ので行く事に成って待って要ると、来ました美人刀士(笑)が、

え、マジか化粧して胴着から着替えると超良い女が４人も、これをテレビで見たら殺到するわ。

しかも、俺の車に４人も、良かった会社員時代に無理してBMW買って別れた彼女を褒めてあげたい

居酒屋に着き、乾杯後始めて、自己紹介で美人４人は、師範が土方さんで他の人が斉藤さんと近藤さんと沖田さんって新撰組ですかって聞いたら、土方さんは子孫らしいが後はたまたまで皆さん２４歳らしい、詳しく聞きたがったら逆に俺への尋問が始まった、

何の仕事をしてるのか？

「会社を辞めて今は個人投資家」

『宝くじが当たったとは言えない』

何処に住んで居るのか？

「今は温泉旅館を買い取ってそこに１人で住んでる」

温泉に毎日入れるのか？

「入れますよ、源泉かけ流しですから」

私達も温泉に入りたい

「大丈夫ですよ、来週にはリフォームも終わりますから、大浴場は男女別々で有りますし、露天風呂有りますよ」

毎日そんなデカイ風呂に入って居るのか？

「古民家を改造した母家が有るんで普段はそっちにでも母家も露天風呂が有りますよ」

よし、じゃあ、再来週の祝日に門下生と家族で行っても大丈夫か？

「大丈夫ですよ、良かったら前日の夜からきて宴会して、止まりますか、食事の用意は出来ないので持ち込みか調理場が有るので誰か調理すれば」

何人位泊まれる？

「客室は１６有るので６０人位なら泊まれると思いますよ」

貴方は何者だ？

「え、何者って」

宿泊費はいくら払えば良い？

「別に営業して無いから要らないですよ」

何故か獲物を狙う目で見る４人

『ちょっと何か怖いんですけど』

ちょっと酔いも回って来たので質問してみた

「もしですよ、最近流行りのファンタジーみたいに町にモンスターが現れたらどうします？」

「「「「斬る」」」」

『皆さん武道家ですか、外見に騙されると大変だ』

その日のうちに門下生ライングループに連絡がまわり、続々参加希望者が集まった