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もちろん、あの優しい性格のミラの方が好きだが、こっちのミラ(アーサー)戦うパートナーとしてはたものしいのだが、なんだか合わない気がしていた。
直感で感じるのだ。絶対に組み合わない事を————
「大丈夫だ。意識を保ちながらこの体にいる。それよりもジークフリート、私の主が訊きたいことがあるらしい。貴様がいれば私の力はいらないだろう。主と変わる……」
そう言ってアーサーはロンギヌスの槍を解除すると、黄金の髪色から白銀髪へと色を取り戻した。
竜二は倒れそうになるミラを支えて、腕に肩を貸す。
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