夜に散る花弁

@marhyyy

第1話不思議なこと・・

高瀬恵子は困惑した。



通学途中に公園の前を通りかかると向日葵が話しかけてくる。


(おはようございます。今日も元気いっぱいで気持ちが良いですね、実に素晴らしいことだ。)


自分の頭が可笑しくなってしまったのか?恵子は途方に暮れた。


(お嬢さん、もうじき宇宙から侵略者が来る、どうかお気をつけて。)


なんのことかさっぱりわからなかったので無視して通り過ぎた。


学校につくと恵子はいつもの通り普通に勉強して普通に友達や後輩や先輩に接し


ご飯を食べ掃除をし気になる男子の話を友人としクラブに出て帰宅した。



そう、彼女は普通の女の子。だから今朝のようなことは異常なことなのだ。


(お母さん、今日向日葵と会話した。)


唐突に言うと、母、弘子は、(そう、もうそんな時期なのね。)


深いため息をつきながらそう言った。


(へ、なに、お母さん、なんのこと??)



(明日話すは、今はゆっくり準備しなさい。)

(何を聞いても驚かない準備をね。)



(     お母さんが変になった。。。)

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