あとがき
今からおよそ十年前、私がまだ白馬の王子様の存在を本気で信じていた十代の頃。
押し入れに眠っていたナルニア国物語を短期間で一気に全巻読み、のぼせた勢いでファンタジー小説を書きました。
その恥ずかしいファンタジー小説のストーリーを元に書いたのが、本作品となっております。
面倒だったので主要人物の名前は変更せずにそのまま使いました。
原作の方ではオーガストはあそこまで馬鹿っぽいキャラではなく、どちらかと言えばクール系のキャラでした。でもそれだとつまらないので、年齢も少し上げてキャラを崩壊させました。陸人やシメオンにはおじさん呼ばわりされていますが、外見は普通に若くてかっこいいんですよ。
シメオンの呪いも、原作では羊ではなく白熊で、人間の姿の時はもっと野蛮で冷酷なキャラでした(倒した敵の血を飲んだりとかしてました←怖い)。なぜ白熊だったのかその理由は思い出せませんが、西遊記のキャラっぽくしたかったので変更しました。豚にしてもよかったのですが、それだとあまりにシメオンが可哀想なので…(笑)
エレミアのキャラ設定は原作とほぼ変わりません。アンパンマンに登場するエクレアさん(バイキンマンの天敵)としらたき姫(バイキンマンの変装を見破ることのできる数少ないキャラ)を足して二で割ったような感じに仕上げてみました。年齢は表記していませんが、だいたい二十代前半くらいなんじゃないでしょうか。
お気づきの方もいると思いますが、地名はギリシャ語由来で、すべて楽器の名前になっています。ただ、王国の名前であるトライデントだけは違うのです。
これは私の勘違いで、音叉という意味だと思ってトライデント王国とつけたのですが、トライデントは三叉槍というポセイドンの武器だったのです。だいぶ後からこの事実に気付いて、直すのも面倒だったし、トライデントという響きも気に入っていたのでそのまま使うことにしました。(適当ですみません)
最後に、私のふざけたファンタジー小説にここまでお付き合いくださりありがとうございます。
あんなラストになってしまいましたが、続編についてはまったく考えておりません。
それでは皆さんごきげんよう!
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