流星
何億光年前に死んだ星の光が
僕らの見上げる空に浮かんでいる
あの日言えなかった言葉が
まだぼくの胸の中で叫んでる
いつまでも強がっていられるほど
強くなくて 人を習って急ぎ足だ
焦りばかりが先走って見えなくなった
星の光が星の光がぼくを呼んでる
届かなくたっていい
ごめんそんなのは強がりだ
使い古されて安っぽい愛してる
それでも本当の
本気の本気、だから
まだ答えを待っていてくれてますように
ぼくの思いが君を笑顔にしますように
まだおなじ心でいてくれてますように
こんな残酷なぼくを望んでくれますように
ただ、願ってる
音にならない言葉なんて意味がない
青い春は遠く過ぎ去ってったのに
ようやくぼくは思い知るんだ
君が好きだったこと
確かに嬉しかったこと
あれが恋だったこと
今更悔やんだって
後の祭りで取り返せない
ぼくが投げて渡してしまった言葉
そのまま返らない
なかった事にはできないんだな
まだこの言葉が意味を持っていますように
君の胸にちゃんと響いてくれますように
今でもまだ喜んでくれますように
こんなぼくの心を受け取ってくれますように
ただ、祈ってる
走り抜けた国道沿いの道
まだ、まだ、時間じゃないだろ?
息を切らせて、ただ君を思って
やだ、やだ、このままなんて
かすかに光るそれに手を伸ばす
ねえ、ねえ、振り向いてよ
届かなくてもいい
追いかけるだけだ
まだ答えを待っていてくれてますように
ぼくの思いが君を笑顔にしますように
まだおなじ心でいてくれてますように
こんな残酷なぼくを望んでくれますように
ただ、願ってる
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