第47話爆弾倉庫にて②

「……っ」


リャンフィーネは痛みで目を覚ました。そして起き上がろうとする。


「あ、起きないでください。治療が終わったばっかりだから」


起き上がろうとしたリャンフィーネに、フォートが忠告した。フォートはリャンフィーネから少し離れたところで何かをしているようだった。



「……治療したのか?」


横たわったまま、リャンフィーネは僅かに語気を強めて尋ねる。その言葉には少しではあるが怒りが含まれていた。



「ええ。いくら言っても聞いてくれなそうだったから、気絶してもらいました。まあおかげで、麻酔代わりになったんですけどね」


フォートは振り返りもせずにそう答えた。


リャンフィーネは自らの脇腹を見る。そこは、粗いながらも縫合がなされていた。



「医術は独学なので、それで100%大丈夫とは言えませんけど、80%位は大丈夫だと思います。とりあえず、すぐに死ぬって事は無いでしょう」


「……なぜ助けた?」


リャンフィーネはフォートに問いかける。


 彼女は敵に助けられることなど望んでいなかった。にもかかわらず、フォートは自分を助けた。

 もう治療されてしまった以上ネチネチと文句を言うつもりはなかったが、それでも彼女には疑問だった。『何故敵である自分を助けたのか?』ということが。



「……私を助けたところで、お前に何のメリットがある? むしろ敵になるリスクの方が大きいだろう?」


「死にかけてる人がいたら助ける。当然では?」


「……」


 フォートはさも当然であるかのように即答した。


確かにフォートが言わんとしていることはわかる。


『死にそうな人間は必ず助ける。たとえ敵だとしても』


彼はきっと、そんな“当たり前”のことを言っているのだろう。子供が親から教わるような、そんな当然のことを言っているのだ。


でも、現実は違う。現実はそんな甘くは無いことを、リャンフィーネはよく知っていた。

 何せ彼女自身もまた、幾度となくその常識に反することをしてきたのだから。そして、それよりずっと多くの“そういう行為”を見てきた。



だからこそ、フォートが純粋に『死にかけている相手を助けるべき』という考えだけで自分を助けたのだと言うことが、どうしても信じられなかった。





そんな思案にふけっていた彼女だったが、ここでようやくフォートが何かしていることに気づく。



「……キサマ…それをどうするつもりだ?」


リャンフィーネは尋ねた。フォートが何故か、彼女の神が作り上げた“小型爆弾”に“ガチャガチャ”と手を加えていたから。



リャンフィーネのそんな質問に、フォートは平然と答えた。


「爆弾を停止させようとしているんですよ」


「……!」


「驚きましたか? ええ、そうですよ。起動しています」



リャンフィーネは「あり得ない…」と言葉を漏らした。


 ダーラーンの話では、この爆弾は“安全装置”がきちんと施されており、誤作動で起動すると言うことはあり得ないという話だった。


 にもかかわらず、こんなところで爆弾が起動してしまっている。

 それはつまり、エヴォルダ教内に裏切り者がいて、その裏切り者がこの教会本部を吹き飛ばすために“わざと”起動させたと言うことに他ならなかった。



「……っ! あの男か!」


 リャンフィーネはすぐに答えにたどり着く。


 リャンフィーネには心当たりがあった。エヴォルダ教を裏切る人間の心当たりが。いや、エヴォルダ教を始めから利用するつもりでしか無かった者の心当たりが。



「クソッ! やはりあのゲイナスとか言う奴を信じるべきでは無かった!」


リャンフィーネはそう言って悔しがった。しかし声を荒げたために、縫合したばかりの傷が“ズキ”と痛み、リャンフィーネは「ぐっ……」とうめきを漏らして地面に伏した。



 一方のフォートは、“ゲイナス”というリャンフィーネの口から出てきた名前に反応していた。


(なるほど……そいつが黒幕…いや、オットーフォンの手駒か)


 フォートはそんな推測をした。

 

 レイから聞いた話では、この事件の裏にはダリア商会がいる。ダリア商会が援助して、エヴォルダ教に帝都を爆破させようとしているのだ。

 そして用済みとなったエヴォルダ教も爆破し、証拠を完全に隠滅してしまおうとしている。

 それこそが今回の騒動の全貌であり、防がなければならない悲劇だ。





リャンフィーネは縫合された傷口を抱えながら、フォートに叫ぶ。


「おい! このことをすぐにダーラーン様に伝えに行け! ダーラーン様しかこの爆弾を止めることは出来ない!」


この小型爆弾は、ダーラーンが解読した古文書に書かれていた古代魔法を応用して作られている。そして、ダーラーンはその仕組みを誰にも教えようとしなかった。

そのため、この小型爆弾に使われている技術の詳細は、作っている者達さえも詳しくわかっておらず、唯一ダーラーンだけが全てを知っていた。


だからリャンフィーネは、小型爆弾が爆発する前にそれを止めることが出来るダーラーンにそのことを伝えるように言ったのだ。


しかし、フォートはそれを受け入れなかった。



「悪いけど、そんな時間は無いね。あと数分で爆発するから。多分、それじゃあ間に合わない」


「なっ……!」


リャンフィーネは絶句する。もしこのまま爆弾が爆発したら、ここにいる者達は誰一人として助からないだろう。もちろん、ダーラーンも。





リャンフィーネは危機的な状況に、唇をかみしめる。そして、口を開いた。


「……頼む…このことをダーラーン様に…」


「だから言ったでしょ? 間に合わないって」


フォートは同じ事をしつこく言ってくるリャンフィーネに、半ば呆れながら答えた。

しかし、リャンフィーネは首を横に振った。


「……そうじゃない。ダーラーン様に爆弾を止めるように伝えて欲しいんじゃない。私はお前に、ダーラーン様に“逃げるように”伝えて欲しいんだ」


「……逃げる?」


フォートからの問いに、リャンフィーネは静かに頷く。


「……なんで? それじゃああなたは…」


『助からない』という言葉をフォートは止めた。

 そんなことはフォートに言われるまでもなく、彼女が一番わかっていることだ。これほどの大けがをしている彼女が、今から爆発の範囲外に逃げることなど、どうやっても出来ない。

 それがわかっていてなお、彼女はこんな“自己犠牲”あふれることをお願いしているのだ。



フォートは、リャンフィーネの瞳をのぞき込む。その瞳には、彼がこれまで見たことの無いような、“強すぎる”思いが宿っていた。



(……これほどか)


フォートの心に、自然とそんな思いが浮かぶ。



 彼はこれまで、誰かを心の底から尊敬したり、信頼したりしたことは無かった。

だからこそ、自分の命を捧げてまでダーラーンに報いようとするリャンフィーネのことが、とてもすごく、そして恐ろしく感じられた。



「たのむ……あの方は私の希望なんだ…だから…」


リャンフィーネは何度も頭を下げて頼んだ。その様子は、端から見れば“無様”と言われても仕方がないようなものだったが、それを向けられたフォートにとっては、とても強く感じられる“何か”があった。



 フォートはこれまで、これほどに心を動かされたことはない。


テレビのドキュメンタリーを見たときも。

『感動する』と評判の映画を見たときも。

チャリティーマラソンを走り終えた選手を見たときも。


そんな『感動する』と世間一般に言われるものを、好奇心から今まで幾度となく見てきた。しかし感動をしたことなどついぞ、一度も無かった。


しかし今、こうやってプライドを捨て頭を下げ続けるリャンフィーネを前にして、フォートは初めて心の奥になにがしかの感情を抱いていた。



そして同時に『これが欲しい』という抑えがたく、醜い欲求も。


自分に足りない“感情”が欲しいという、言いようのない渇望を。







「……この爆弾さ、誰が起動したか知ってる?」


 フォートは頭を下げ続けていたリャンフィーネに、唐突に尋ねた。その問いに、リャンフィーネは顔を上げて答える。


「……恐らくだが、ゲイナスという男だろう。あの男なら、裏切ってこんな事をしかねない。いや、間違いなくする」


リャンフィーネはそう答えた。



 リャンフィーネの考えは正しい。彼女の言うとおりゲイナスこそが、エヴォルダ教を壊滅させ証拠隠滅をするべく、この爆弾を起動させたのだ。



 しかし、フォートは心の中で邪悪にほくそ笑んだ。



「違うんだよねえ。この爆弾を起動したのは、そのゲイナスとか言う奴じゃない」


フォートの答えに、リャンフィーネは驚く。


「ゲイナスじゃない? じゃあ……」


リャンフィーネは考え込む。


 ゲイナスではないとしたら、それでは一体誰が裏切ったのか? そんな人間は限られているはずだ。


 と言うのも、爆弾の起動方法を知っている人間は本当にごく僅かだからだ。


 リャンフィーネ達信者は知るよしも無かったが、爆弾の起動方法を知る者が少ないのは、『もし教えたら裏切る者がでるかもしれない』と考えたダーラーンのせいだ。

 『爆弾を使って自分を殺そうとする信者が出てくるかも知れない』という、彼の疑念のせいなのだ。



 しかしそのおかげで、裏切って爆弾を起動できた者を絞り込むことが出来る。


 起動方法を知っていたのは4人だけ。ダーラーンと、幹部のウェルゴーナスにリャンフィーネ、そして城に仕掛けた爆弾を起動するために起動方法を知る必要があったゲイナス。この4人だけなのだ。


 ウェルゴーナスが裏切ることは無いと考えていたが、ゲイナスではないとすると、まさかウェルゴーナスが?



 そんな思案をしていたリャンフィーネだったが、次にフォートの口から放たれた言葉に驚き、そしておののいた。



 フォートはゆっくりと、そして悪役のような笑いを浮かばせ、


「エヴォルダ教を裏切ったのは、ダーラーンだよ」


そう言った。








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 嘘だと思う? 僕が嘘を言っていると? 

 ……ま、そうだよね。君からしたら、こんなのは嘘八百って話だ。



でもね、これは事実なんだよ。ダーラーンは君たちを裏切った。それは紛れもない事実なんだ。



 これは僕の連れが調べてくれたんだけどね、この『帝国襲撃事件』の裏には、エヴォルダ教を広めること以外の目的があったんだよ。


 いや、正確に言えばこの事件のそもそも目的は、エヴォルダ教を広めることじゃない。『裏の目的』の方が真の目的で、そして唯一の目的だったんだ。



 真の目的。それは『帝国と連合国の間で戦争を起こす』事だったんだ。ダーラーンはそのためにエヴォルダ教を利用したに過ぎないんだ。


 エヴォルダ教という隠れ蓑を作り、その中でこっそりと爆弾を作る。そして作った爆弾を使って、帝国の中枢を麻痺させる。



 そうすれば、蝗害や経済破綻で苦しんでいる連合国が、弱り切った帝国に戦争を仕掛けることは目に見えているからね。

 そしてそうやって起こした戦争で、ダリア商会と手を組んで大金を手に入れる。



これがダーラーンの筋書きだ。僕の相棒が調べてくれた。



もちろん、証拠もある。といっても、今言えるのは状況証拠だけだけどね。


 たとえば、もしダーラーンが本当にエヴォルダ教の事を考えていたのなら、なんで君たちに爆弾の作り方も、仕組みも、起動方法さえも教えようとしなかった?


 爆弾である以上、誤作動は十分にあり得る。ヒューマンエラーによる誤爆とかもね。それに、今回みたいなことも。


 ダーラーンが本当に信者と教会の安全を考えていたなら、教えるはずじゃない?


 教えなかったと言うことは……教えられない理由があったということ。教えたら困ることがあったということだ。


 それはつまり『教会本部を爆破するときに爆弾を止められたら困る』ってこと以外に考えられる? 考えられないよね?



 つまり……そういうことだよ。ダーラーンは、自分がこの事件に関わった証拠を全て隠滅するために信者達、つまり君たちに邪魔されるわけにはいかなかった。


 だから教えなかったんだ。君たちが決して助からないように。証拠が漏れないようにするために。君たちを確実に殺すために。



 いまここには無いけど僕の相棒が、ダーラーンがダリア商会と手を組んでいるという証拠を掴んでいる。もし信じられないというのなら、今度それを見せてあげるよ。



もう一回言うよ? この爆弾を起動したのはダーラーンだ。



君たちは……あいつに裏切られたんだ







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 フォートから衝撃の事実を聞かされると、リャンフィーネは絶望を顔に浮かばせ、そしてうなだれた。



「そんな……あの方が……ダーラーン様が……」


 うなだれるリャンフィーネの様子を、フォートは同情するかのような顔つきで見ていた。しかし、その内心は満足げだった。



 フォートがリャンフィーネに告げた真実。それはもちろん嘘だ。


 しかし、リャンフィーネにはそれが嘘だとわかるすべはない。それどころか、『ダーラーンが裏切った証拠がある』と自信ありげに言ったフォートの姿が、彼女にそれが事実だと思い込ませていた。



 フォートは知っている。『証拠があるから今度見せてやる』という言葉は何よりも、嘘を相手に信じ込ませるのに適した言葉であるということを。


 もちろん、証拠など存在しない。しかし、そんなことはささいな問題だ。無いのなら作れば良いだけだから。偽の証拠を。


 そして、作った証拠がどんなに穴だらけの物だったとしても問題ない。証拠を見せるまでにリャンフィーネを自分の物としてさえいれば、証拠ががどんなにハリボテのようだったとしても、彼女は盲目的に信じてくれるのだから。彼女がこれまで、ダーラーンを盲目的に信じていたように。



 そう、重要なのは今。リャンフィーネが裏切られ絶望している今なのだ。


 この絶好のチャンスが続いている間に、リャンフィーネの信奉の対象をダーラーンから自分に移してしまいさえすれば良い。


 そうするだけで、彼女はフォートの物になる。フォートが心動かされた彼女を、自分の物とすることが出来るのだ。


 フォートが欲する“絶対の忠誠”を、自らの物にすることが叶うのだ。





「私は……私は……やはり幸せには……」


 裏切られたと知り、リャンフィーネは涙を流す。


 今まで信じ続けていたダーラーン。自分を不幸の淵から、虚無の世界から救ってくれた彼が、自分を裏切っていたと言うこと。自分を利用するだけのつもりだったと言うこと。


 それは、これまでなんとか彼女を絶望の淵でつなぎ止めていた細い縄を容易に断ち切った。 

彼女は今、絶望のまっただ中にあった。



 しかし、これもフォートの予想通りだった。


 命を捧げるほどの信奉の対象。それに裏切られたとなれば、絶望の淵に叩き落とされることは容易に想像できた。


 そして、絶望の中にある者ほど洗脳しやすいこともまた、彼はよく知っていた。







「やはり私は……死ぬべきだったんだ……あの時……あのドラゴンに殺されるべきだったんだ……」


 リャンフィーネはつぶやくように言った。それを聞いたフォートは満足げにする。


『ああ、これで彼女は僕の物だ』と。





「そんなことはないさ。君は死ぬべきじゃ無い」


フォートは絶望するリャンフィーネに優しく告げる。



「……お前に何がわかる……裏切られ……ようやく再び手に入れることが出来た……幸せさえも偽物だった……私のことが」


「うん、わからないね。でも、そんなのどうでも良くない? 幸せなんて無くても、生きていられれば良いでしょ?」


「……わかっていないな……幸せを失った者が……どれだけの苦しみの中を生きていかなければならないか」


「幸せ……ねえ」


フォートはそう言うと、顔だけは同情するような様子を見せる。


「うーん……こう言っちゃなんだけど、僕も昔は幸せなんて感じてなかったなあ。でも、それでも別に良かったよ? 君ほど苦しんではいなかったなあ」


「……強いんだな。お前は」


「そんなことはないよ。たぶん、君が弱すぎるだけだ」


「……」


しばしの沈黙が訪れる。その沈黙を破ったのはリャンフィーネだった。



「……どのみちもう無駄だ。私もお前も、爆発で死ぬ」


リャンフィーネはそう言って、まるで自嘲するかのように笑った。


「はは。裏切ったとは言っても結局、私を助けてくれるのか、ダーラーン様は。あの方は私に『死』という安寧をくれるわけだ。最後の最後で」


リャンフィーネはそう言うと、『フフフフフ……』と涙を流して笑った。





しかしフォートは、そんなリャンフィーネの目を見つめた。



「悪いけど、君は殺させない。僕が死なせないよ」


そう言ったフォートの手に握られた小型爆弾を見て、リャンフィーネは驚く。


その小型爆弾は、完全に停止していたのだ。



「な……お前、どうやって」


「普通に、そこにあった設計図を読んだだけだよ。とは言っても内容が薄すぎて、実物が無かったら仕組みなんて全然わからなかったんだけどね。でも実物さえあれば、いくらダーラーンが教えたくなかったとしても、止め方を推測することは出来る」


フォートの言葉に、リャンフィーネは耳を疑う。


「そんなことを……1人で、しかもこんな短時間でしたのか?」


「まあね。出来なかったら死んでいたし」


「……」


「ま、余裕はあったよ。それこそ、君の治療を優先するくらいの余裕は」


フォートは無垢に笑う。その様子を、リャンフィーネは信じられないという表情で見ていた。





「お前は一体……」


「『何者だ?』 はは、よく聞かれるなあ。でも、別に僕はたいした奴じゃ無いよ。人よりちょこっとだけ努力が出来る、ただの人間さ」


フォートはそう言ってはにかむ。しかしすぐに笑みを隠し、真剣な表情になる。



「それよりさ、さっき言ったよね? 『死』が安寧であるとかなんとか」


「……」


「なんで君はそう思うわけ? そんなに生きているのが苦しいの?」


「……そうだ」


「死にたくなっちゃうくらいに?」


「……そう」


「ふーん……」


 フォートはしばし考え込むそぶりを見せた。そして、それをやめるとリャンフィーネに対して精一杯の笑みを浮かべた。





「じゃあさ、僕が君を幸せにしてあげるよ。だからもう、『死にたい』なんて考えないで」



フォートは穢れきった心情でそう言った。






 フォートは気づいていたのだ。リャンフィーネが求めている人間。それは神でも、ましてやダーラーンという個人でも無いことを。


 彼女が求めていた人間、それは『自分を幸せにしてくれる人間』なのだと言うことを。


 彼は始めから、知っていたのだ。










場所は変わって帝都路地裏。そこで繰り広げられていた戦いは、


「嫌だあああああああ! 死にたくないいいいいいい!」


佳境を迎えていた。



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