第24話 あの日を忘れない…

私があの喫茶店で彼女に出逢ったのは奇跡なのか?それとも、必然だったのか?偶然だったのか?

いやいや、天使のいたずらだったのか?悪魔のささやきだったのか?未だに不思議な気持ちがあり、戸惑いを隠せないでいる。

しかし、あの時を思い出すと止めどなく涙が溢れて一歩前進する事が出来るのだった。


 澤村 あやめ(27)は生まれながらに自閉症と学習障害(LD)を持っており、人と接する事が苦手で覚えも悪く、「読む」、「書く」が極端に苦手で毎日がつまらないと思っていた。

しかし、パターン化した行動、興味・関心のかたよりがある為に、周囲からは見た目で判断出来ない為に、すぐに声をかけてくれるが、すぐに「馬鹿だぁ!」「トロイ」などと言われていた。

そんな事もあり、学校には行かずに、8歳年上のお兄ちゃんが常に側にいたのだった。

日中は施設で過ごすか、兄の職場で裏方の調理補助をしていた。

しかし、そばにいた兄の澤村 和樹(35)も交通事故にあってしまいこの世にはいなかった。


「お兄ちゃん、辛いよぉ…一緒にいたかったなぁ…施設を抜け出してきたら、怒られちゃった。今日もパンを焼いたよぉ…少しだけフロアーに出てお客さんにコーヒーを運んだよぉ…溢しちゃった。怒られちゃった。久しぶり、大声で怒られて、その場で泣いちゃった。お兄ちゃんがいないと辛いよぉ…お兄ちゃんが自慢なのに…いつも、お兄ちゃんがホテルのレストランの厨房にいるから、頑張れたのに…もう、無理だよぉ。お兄ちゃんのマンションに戻りたいよぉ…声が聞きたいよぉ…もう、疲れたよぉ…お兄ちゃんが亡くなってから、拒食症になって、吐いては食べて何だぁ…もう、ダメみたい…これから、一人でがんはらなきゃ…バタン…」


「もう、お店の前に人が倒れている。」

「可愛い人が倒れているよぉ…」

「本当だぁ!」

「喫茶店の中に運びましょう。」


「あらぁ、やっと気付いたかしら?」

「ここは?」

「ここは?花言葉喫茶ですよぉ?」

「私は、倒れたのでは?」

「そうねぇ…倒れたというよりも亡くなったと言った方が正解かなぁ…」

「えぇ?亡くなったんだぁ…良かった。」

「あれぇ?どうして亡くなったのが良かったのぉ?」

「私はこの世に未練がないんです。不安で生きていくのが辛かったんです。」

「ちょっと、それはいけないわぁ。少しでも、後悔するとか、未練はないのかしら?生きていて、楽しかった事はないの?」

「もちろんあります。お兄ちゃんと一緒に仕事をしていた頃です。私は生まれながらに自閉症と学習障害(LD)を持っていたので私を守ってくれました。」

「なるほどねぇ…色々と大変だったんだねぇ?」

「あぁ…自己紹介していなかったわねぇ。私は、藤村 さくら(32)よぉ。ここの店長をしているわぁ。宜しくねぇ…」

「はい」

「ところで、もしも、自閉症と学習障害(LD)が直ったら何をしたい?」

「そうですねぇ?お兄ちゃんのお手伝いと小さなお店を持ちたいです。」

「なるほどねぇ…こんなお店はどう思う?やってみたいと思う?」

「はい、やってみたいです。」

「なるほどねぇ…やる気はあるのねぇ…」

「でも、お兄ちゃんと相談はしたいなぁ…」

「なら、もしも逢えるならお兄ちゃんには逢いたい?」

「もちろんです。」


「ふぅ、疲れたぁ…」

「ねーさん、私達は小さな身体ですので、お使いは大変ですって…毎回、言っているのに…」

「本当よぉ!今回だけですからねぇ。」

「ハイハイ、ふたりとも「ありがとうねぇ…念玉をもらってこないと新しい魂が蘇る事が出来ないし、私もそろそろ、黄泉の国に行きたいからねぇ。ここは大変よぉ…次から次に新しい人がくるでしょ?その都度、花言葉の誕生花を元にデータを集めて、その中から選定して、さりげなくお店を移動させて選定した人をさりげなく誘導しなければならないし、出逢える日程も決まっているし、それに、一時は幸せを感じるけど、私は幸せに感じていないわぁ…」

「ねーさん、もう、霊力はないんですか?巨大にしたり、時間を止めたり出来たじゃないですか?」

「そうねぇ。それは、徐々に消えるわぁ。でもねぇ。犬のぬいぐるみと猫のぬいぐるみに霊力を使って命を吹き込んでからは霊力は落ちたわぁ。」

「それは申し訳ないですけど…ポチとタマの名前やお使いは辛いですって…」

「大丈夫よぉ…今回で私達もあの世に旅立ちますからねぇ。」

「もしかしたら、あの子に?」

「そうよぉ…まだ、黙っていてねぇ?」

「そうなんだぁ…」

「あなたたちは、ここに入っていて…又、ポット?」

「大丈夫でしょ?そこら辺のホテルよりも、広いだから…」

「はいはい、解りましたよぉ…」


「あれ、先程の猫ちゃん、ワンコは?」

「あぁ…猫と犬は部屋に戻ったわぁ。」

「あぁ、そうそう、最後のお仕事しなきゃ。」

「えぇ?何ですか?」

「ここは花言葉喫茶店です。ですから、今は、お客様です。」

「私は、お金もないんですから、お客様ではないんですよぉ…。」

「今日は特別ですよぉ。その代わり、別のかたちで貢献してもらっても良いかしら?」

「はい、私で良ければ…」

「それじゃ、これからはお客さんと店員のやり取りをしましょう?」

「はい、解りました。」

「じゃあ、そこから入って来てもらっても良いかしら?」

「はい。」


カラン、コロン〜

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ。」

「はい。」

「もう、3月も中旬なのに…寒いですねぇ?春ももうすぐ来るのに…桜が咲くのは遅いかも知れませんねぇ…」

「そうですねぇ。寒くて困りますよぉ…」

「ですよねぇ?去年なんて、雪が降りましたよねぇ?バスも止まって、自宅まで50分も歩きましたよぉ。それに、長靴しかなくて…足元も冷たくなるし、途中でコンビニよってカイロを買ったりしてねぇ…」

「参りましたねぇ…?」

「はぁ…そうですねぇ?」

「私は、寒くて、肉まんとおしるこ買いました。美味しかったなぁ…お兄ちゃんが買ってくれたんですよぉ。お肉がジュジュ〜ジュッテ…、おしるこは最後の小豆が出なくて、トントンしていたら、滑って危なくこけそうになったけど、お兄ちゃんが直ぐに来てこけなかったんだぁ!かっこ良かったなぁ…それからねぇ。お兄ちゃんがねぇ?手袋と帽子に、かわいい革の長靴?を用意してくれてたんだぁ。うれしくてキスしちゃった。エヘェ。」

「もう、ちょっと、ちょっと!お客さんなんだから、話に付き合っていたら、ダメでしょ?」

「だって、思い出したら話たくなっちゃったんだもん。」

「解ったわよぉ。これからは、この台本通りねぇ…大丈夫?」

「はい、解りましたですねぇ?」

「はい、解りましたねぇ…」

「あぁ…本当に大丈夫かしら?まぁ、最後はまともにするから…良いかぁ。それじゃ、ここからねぇ?始めるわよぉ。」

「あのぉ?ここは?お水とかおしゃぶりはないんですか?」

「はい、大変失礼致しました。ただいま、お持ち致します。あぁ…ダメだ、笑うのこらえるのぉ…辛いなぁ…おしゃぶりって…笑うわぁ。バシィ、しっかりしろ!ここを出るためよぉ!」

「はい、お待たせ致しました。」

「ありがとうです。ところで、メヌゥードはないんですか?」

「はい、只今お持ち致します。ふぅ、危ないわぁ…笑いそうになるなぁ…スベらないなぁ…メヌゥードって、「おい!メニューじゃい。」とつっこみたくなるけど…とはいえ、病気だからしょうがないよねぇ。彼女は頑張っている。受け入れなきゃ。笑ったら失礼よぉ…しっかりしろ!私!」

「はい、お待たせ致しました。今日は3月15日ですねぇ?誕生花と花言葉をお伝えします。今日は4種類ありますよぉ。いつもは、せいぜい、2〜3種類ですけどねぇ…良かったですねぇ?今日は運が良いですよぉ。

まずは、「クンシラン」です。

花言葉は「高貴」「誠実」「情け深い」です。

花言葉の由来〜花言葉の「高貴」「誠実」は花名のもとになった「nobilis(高貴)」や花名の「君子」にちなみます。」

「なるほどねぇ…花にも色々な花言葉があるんですねぇ。」

「そうですよぉ。私達に名前があり、人それぞれ、性格や特徴があるのと同じなんですよぉ。

次は「イベリス」です。

花言葉は「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」です。

花言葉の由来〜花言葉の「心をひきつける」は太陽に向かって花茎が曲がる特徴にちなむといわれます。

「初恋の思い出」「甘い誘惑」の花言葉は花の甘い芳香や愛らしい花姿に由来するといわれます。」

「初恋の思い出かぁ…私にも、恋が出来るかなぁ…」

「出来ますよぉ。あなたは、今は素敵な女性です。それに、恋だって結婚だって出来ますよぉ。

では、次は「ワスレナグサ」です。

花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」です。

花言葉の由来〜花言葉の「真実の愛」「私を忘れないで」も中世ドイツの悲恋伝説に由来します。

「ドナウ川の悲恋伝説」

ある日、ドナウ川のほとりを若い騎士ルドルフと恋人ベルタが散策していました。

するとベルタは岸辺に咲く美しいこの花を見つけます。

ルドルフはベルタのためにその花を摘もうと岸を降りましたが、誤って川の流れに飲まれてしまいます。

ルドルフは最後の力を尽くし花を岸に投げベルタに「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで)」という言葉を残して死んでしまう。

残されたベルタは、亡き人の思い出に生涯この花を身につけ、その花は「忘れな草」と呼ばれるようになりました。」

「へぇ、悲しい話がある花何ですねぇ?出来れば、手をつないで、一緒にいれたら良かったのになぁ…」

「そうですねぇ?死んでしまうと逢えないですからねぇ…

では、最後に「ホワイトレースフラワー」です。

花言葉は「可憐な心」「細やかな愛情」「感謝」です。

花言葉の由来〜花言葉の「可憐な心」や「細やかな愛情」はかわいらしく清楚で繊細な花姿に由来すると言われます。」

「へぇ、花にも花言葉があるんだぁ。ねぇ…お姉さん、もっと教えて欲しいなぁ…」

「はぁ?もっと、教えて欲しい?教えても良いけど条件があるけど大丈夫?」

「条件?良いですけど…どんな?」

「花言葉喫茶〜誕生花、花言葉による探索決定事項ついて

営業許可書

規則

1,〜開店日は1日と15日に必ず営業する事。

2,〜依頼者の未来と過去は変えない事。(営業停止になります。)

3,過去と未来を自由に行けるが自分に逢わなない事。

4,〜過去や未来の写真や映像や書物など載らない事。(やむ得ず3回迄は本部で消去可能)

5,〜ここでの寿命を他人に上げない事。(やむを得ない場合は100年範囲で提供可能)です。

6、責任者(店長)が変わる時は新しい人材(念玉を飲んだ人)を選出する事。

7,上記6項目に違反事項に反した場合は異空間探査局より、営業停止となります。

国土交通省・厚生労働省 異空間探索局

異空間大臣 早乙女 ミラア 」

「良く解らないなぁ…」

「あぁ…そうだねぇ?念玉を飲んでみて。」

「これで良いのかしら。あれぇ?不思議。この紙に書いている事が理解出来る。」

「そうよぉ。今ねぇ…まとも?違うなぁ…普通になりましたよぉ。」

「それじゃ、再度、聞くわぁ…ここは、あの世と現世の中間にある異空間です。そして、この花言葉喫茶店は現世とあの世の人が1日と15日に亡くなった人だけに逢える場所何です。

だから、他の日程で亡くなると別の場所を探す必要があるんです。

あの世は現世の10倍以上の広さがあり亡くなった数は数千倍ですから大変なんです。その為、あの世で逢いたい人に逢えない事があります。特にあの世では、夫婦であっても出逢うのに、100年や200年なんてざらなんですよぉ…亡くなったその日に逢わなければねぇ…。だから、亡くなった時は、その人と関連がある人が黄泉の国駅まで来ますよぉ…でも、最近は「誰にも逢いたくない」と言う人もいてねぇ?後で後悔して駆け込む人もいますねぇ…でも、私のところは1日、15日に亡くなった人だけですからねぇ…少しの間だけ手伝ってもらっても良いかなぁ…」

「念玉を飲んで引き受けないわけにはいかないですよねぇ?出来るか?解らないけど…やってみますよぉ。」

「ありがとうねぇ。私も申し訳ないなぁ…って思ったけど…頼める人がいなくてねぇ。ありがとうねぇ。では、続きをやりましょう?」

「はい。」

「ちょっと、食べ物や飲み物のメニューはないのですか?」

「はぁ?ここにはトーストと卵とハムとコーヒーだけですよぉ。卵はスクランブルエッグまたはゆで卵に、ハムはベーコンに変更が可能ですけど…」

「なるほどねぇ…それなら、メニューは入りませんねぇ?なら、スクランブルエッグとベーコンに変更をお願い致します。」

「かしこまりました。ところで、誕生花の花言葉は選びましたか?」

「はい?誕生花の花言葉にはどんな意味があるんですか?」

「あれぇ?お伝えしませんでしたか?誕生花の花言葉を元に、あなたが逢いたくて逢えなかった人に出逢いこれからの人生において一歩、踏み出す為に必要な人に逢う事が出来ます。または、貴方に逢いたくて逢えなかった人に逢う事が出来ます。しかし、亡くなった人に限りますけど…」

「えぇ?そんな事、この御時世に逢えないでしょ?神様が奇跡を起こすか?又は、幽霊になって逢いに来るとでも言うのですか?

なるほどねぇ…高い壺や怪しい水晶でも最後に売るんですねぇ?どうりで怪しいとは思ったわぁ。」

「ちょっと、ちょっと、そんな事はしませんよぉ。そして、ここで異空間を使っていくつかを試します。

1,過去を見せる。

2,未来を見せる。目の前で買って来る。

→同時に2箇所の未来を見せて外に連れて行くとどちらかの世界で死にます。まぁ、運しだいですので、未来は1ヶ所のみで。

3,現世で行けない場所に連れていく。

→月でも、山でも、観光地でも何処でも大丈夫です。危ないと思う前にこっちに戻す。

4,巨大化、縮小化、無重力状態など」

「へぇ、そんな事も出来るですねぇ?」

「今回は、そうだなぁ…リクエストしようかなぁ。今回は特別ねぇ…」

「なら、ここに行きたいかも…」

「えぇ?何処?」

「10円硬貨の場所?」

「解ったわぁ。他には?」

「そうだなぁ…万里の長城かなぁ?」

「それでいいのぉ?」

「はい。」

「なら、この窓を見ていてねぇ…」

「はい、こうですか?あれぇ…すごい、10円玉と同じ場所だぁ!宇治の平等院鳳凰堂ですよねぇ?」

「あぁ…そっか…頭が良くなっていたんだった。そうですよぉ。私達は死んでいるから、窓から出ましょう。あれ、観光客は私達は見えないですか?」

「そりゃ、そうよぉ。それに、見えるのはお土産を買う時ぐらいよぉ…でも、監視カメラに映る事はないけどねぇ。あぁ…そうそう、店員は購入した事もお金を頂いた事も記憶にはなくなるわぁ。」

「でも、監視カメラに映らなかったり、レジのお金と商品の在庫が合わなくなりません?」

「そうよねぇ?頭が良いわねぇ!」

「商品とお金は消えるようにしてあるから大丈夫よぉ。」

「そうなんだぁ。なるほどねぇ。」

「それに、その時間は切り取る事が出来て後でつなげるから大丈夫なのよぉ。」

「へぇ、そんな事も出来るんですねぇ?」

「でも、過去に行く時は注意してねぇ!タイムトラベラーになる時は映像にうつるから注意しないと歴史が変わるから注意してねぇ。

はい、戻りますよぉ。では、次はこっちの窓を見ていてねぇ…」

「はい、こうですか?えぇ?すごい、万里の長城だぁ!歴史の教科書と同じだぁ!」

「はい。おしまい。」

「えぇ?歩いてみたかったなぁ。」

「それは、あなたが後で好きに行けるから、自由にすれば良いわぁ…あぁ…そうそう、現世では、羽があるから自由に空を飛べるから安心してねぇ…」

「へぇ、そうなんだぁ…なるほど。」

「はい、続きをしましょう。」

「解ったわぁ。信じるわぁ。」

「では、誕生花の花言葉を選んでもらえるかしら?」

「はい、「ホワイトレースフラワー」「可憐な心」「細やかな愛情」「感謝」にします。」

「ありがとうございます。では、素敵な時間をお過ごしください。っと一連の流れねぇ。大丈夫かなぁ?あぁ…そうそう、忘れるところだった。

お兄ちゃんにはこれから逢えるから、後、この電話でこれからはお兄さんとやり取り出来るわぁ。

後は、何かあったら、ここに連絡してねぇ…「黄泉の国 国土交通省・厚生労働省 異空間管理局 異空間監査室第一地区所長 藤村 さくら」

じゃ、ここでの研修を無事終えてここに残るか?又は、別の場所で働くか?私の部下になるか?はじっくり考えてねぇ…」


「あぁ…あれから、突然、店長になったんだなぁ…まさか、お兄ちゃんにも逢えて、気付いたら、1年経過するなぁ…でも、ここでの暮らしにも慣れて、すべてが生まれ変わる事が出来たなぁ。あの日を忘れないわぁ。ありがとう。

これからはゆっくりとホテルで働いて、お兄ちゃんのレストランでも手伝いながら、過ごすかなぁ?あぁ…その前に、『元太郎ラーメン』で元太のお手伝いが先だなぁ…。逢いたいなぁ…。」








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