はっ粒め。
偽田中一郎氏……。
→ https://kakuyomu.jp/users/nikaseni
うんこれは。
ポンポン話が進む。
まず、五話目では、ヒロインの歌声がボスエネミーをひるませ、闘いは終わる。
その後、彼女は記憶を取り戻して……現実世界のアイドルの姿が戻ってくる。
不思議な話。
おなかがすいた。
どうしてと言っても、作者は困ってしまうと思うのだが、どうして小説の中の登場人物は食べ物に頓着しないのだ。
いや、食事シーンは入れないと、と専門学校で教わった。
きっと、食事シーンをうまく取り入れている人はもう、プロになってるんだろう。
そう言えば『異邦人、ダンジョンに潜る』という作品では、お料理シーンからそれを食べるところまで、描いていた。
読んでいて、お腹が空いてきた気がしたものだ。
あの作品は、ダンジョンにアイテムをとりにいく主人公の手記のようになっていたから、食事シーンは必須だったのだろう。
実際あれで、食べ物の大事さを感じた。
作者が食物をどのように扱っているかがよくわかる。
今ちょうど読んでいるのは三章『ぬばたまの闇より矢を放つ』だったかな。
エルフのお嬢さんにご飯をあげるところで、彼女、カップ麺を所望するのだけど、どうやって食べるのか、わからないんだ! で、密閉用の透明セロファンを「味しない」とかいってかじってしまう。
こういうのって、異世界がらみの作品のだいご味だと思う。
もっとやってほしい。
おもしろいから!
人はパンのみにて生きるにあらず、って「ひとはぱ」まで入力すると予想変換で出てくる。
うんそう、それを言いたかったの。
頭いいなあ、わたしのPC。
かわいいかわいい。
で、キリスト教なわけではないけれど、キリスト教圏の美術品を鑑賞する機会があったのを思い出した。
で、本を開いた。
ら、全体的に旧約聖書の世界なんだな、とわかった。
サラとアブラハムの子イサクが生贄にされようとするところ。
短剣を振りかざすアブラハムを天使が止めに来る。
来なきゃうそだよね。
アブラハム100歳の時に、サラ90歳の時に神が授けた子供だもの。
それに執着せずに、神のためなら殺そうというアブラハムはちょっとお馬鹿さん。
母の骨を投げよ、と言われて小石を投げた人に謝りなさい。
考えるのだ! 思考停止はよくない。
わたしだって月の女神に「イモウトノチヲトリナサイ」って言われて、自分の涙を小瓶に落とした。
考えて考えて、「妹の知――知恵を借りればいいのだ」って結論に達した。
妹の読む本、ファッション、インテリアデザイン、どれもこれもコギャルの趣味だったが、コギャルだって真面目に勉強してるのだ。
それを、学んで何が悪い。
ということで、わたしは妹を殺そうとなんてしなかった。
かしこくなったのだよ? アブラハムくん。
おなかが空いたので食事つくりに行く。
あーおいしかった。
ハーブ&ガーリックのブリーチーズが特に!
ブリーチーズは一見カマンベールなんだけど、熟成期間がより長いために味が、プロセスチーズに近くなっている。
だったらカマンベールと原料一緒とか製法同じとか言ってないで、プロセスチーズ食べてれば? って言われそうだけど、どちらも嫌いじゃない。
ただ、ブリーチーズは業務スーパーで安く売っていたから、お試しで買ったの。
カマンベール味のプロセスチーズの方がより好きかも、と思ってしまった。
ふむん。
原材料名:生乳、食塩、にんにく、チャイブ……原産国名ドイツ。
生乳が一発で出てこなかった。
せいにゅう、ね。なまちちとか、なまにゅうとか入力してしまった。
あとチャイブってなんだろう?
編集画面を縮小して、別のウインドウでチャイブを検索したら、上から順に四件目までが参考になった。
うん、セイヨウアサツキ、エゾネギの名前で知られるニンニクの香りのするハーブ。
感覚としては薬味に近い。
卵やジャガイモとの相性がよく和洋中のいずれの料理にも合う。
サラダや煮物にもよし。
日本ではあまり知られてないが、西洋では古くから用いられてきたらしい。
効能は、っと。
アリシン、とある。
チャイブは消化促進、新陳代謝、疲労回復、整腸作用がある、けど、ネギと一緒の気もする……。
アリシンはアリインとかいう成分が、刻まれたりすることで、細胞壁から飛び出して、アリナーゼという酵素とであい、分解されてできたもの。
やっぱりネギの仲間じゃないか。
ま、それはいいわ。
ダイエットにいいらしいので、女子はチェック! ね。
ナチュラルチーズのお話はこれでおしまい。
旧約聖書の世界の話をしよう。
イサクの子ヤコブがね、荒野で天使と格闘してやっつけた! そしたら天使が「おまえは今日からイスラエルと名乗りなさい」……イスラエル、神と戦い、勝ったものという意味。
これね、高校時代に出逢った友達が幼い頃教会に行っていた、というから話してみたの。
そうしたら彼女は「イスラエルは滅べ」と端的に返してきた。
わたしは絶句。
いや、神と戦ったからって悪いわけではないのよ、勝負に勝って祝福受けたって話なのよ?
ところが、彼女はそこまでは言わせてくれないで、ただ、イスラエルは滅ぶべきだと断じた。
おかしいな。
わたしはイスラエルの祖が神と戦った、そして打ち勝った、という勇壮な物語を共有したかっただけなのに。
宗教論争に発展しそうだったので黙った。
そして、電話を切った。
だめだこりゃ。
彼女は別にキリスト教徒じゃなかった気がするが、狂信者じみてて、カッとなりやすい。
彼女のお母様は、新興宗教の信者で、彼女の家に遊びに行ったとき、お宮につれていってくれて、
「信じれば、人の死もかなうのよ」
とか言っていた。
「こんなに多くの人が信じているのだから、間違いないでしょう!?」
って……。
すごくこわい。
キリスト物語とか、避けた方がいい。
ただ、彼女も作家志望だったから、この絵の緑色は「再生」を表してて、赤は「神の愛」を表しているのよ、なんて通ぶって話の種に仕入れておいたネタだったのだ。
無駄だった。
すごく怖い目を見ただけだった。
宗教の話はまずい、と学んだ。
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