第285話

 医者や看護師らは火傷ヤケドの痕はないと言ってたが、実際、どうかは見てみなきゃ解らない。

「大丈夫…! ちゃんと治ってますから……」

 医者は包帯を外しながら言った。アタシは不安で仕方ない。

 ヤケに咽喉のどが渇いた。

「……❗❗❗」


 だが、ここまで来たら運を天に任せる他はない。


 徐々に、包帯が解かれ肌が見えてきた。

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