別れの曲
第281話 別れの曲
退屈な入院生活が続いた。安静にしてなきゃならないが、頭の方だけはヤケに冴えていた。
そんな時、家族と名乗るヤツらが見舞いに現れた。
ママ母、義姉、義兄らだ。
入ってきた途端、甘い香水の匂いが病室じゅうに広がった。
ここは、銀座のクラブじゃねぇんだ。
ヤツらは、包帯だらけのあたしの様子を見て、冷ややかな眼差しを向けた。
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