第120話 コスプレのモデル

「そうですよ!」冨田は矢作をなだめた。

「ヤバいですッて……」



 だが矢作は構わず質問を畳みかけてきた。


「このコスプレ写真のモデル!!

 ほら、レイラちゃんじゃねぇのか!?」

 ニヤニヤと笑顔を浮かべ、ジィーッと、アタシの顔色をうかがった。



「フン、知るか! そんなの……」

 思わず、私は視線を逸らした。




 いつまで、くっついて来る気だ。






☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る