ヴァージン ゲーム 💕✨ 😆✨✨💕 ご令嬢とヤンキー美少女が入れ代わり❗ 一千億の遺産を狙え 💰💴💴💴 ❗❗

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

嵐のプレリュード バージンの値段💰💴💴💴

第1話 ヴァージンの値段 💰💕💕✨💴💴💴

 はァァァ〜ーー……!!




 いくらならヴァージンを売るかだってェ~……💰✨💴💴💴




 ッざけんなよォォォーー!!!!



 舐めた口を叩いてるとテメェの汚ッたねェチ○ポを引きちぎって、口の中に放り込んで、そのまま裏の畑に埋めるぞ。




 だから、言ってんだろう。

 ヴァージンが幾らか、お前の知った事かッてェーー!!!




 あいにくヴァージンにはバーコードも値札もいてねぇ~し……。




 まァ、ネットオークションにでも出せば、それなりの値段がつくだろ。





 試しだ!!




 目の前にテメーの年収の十倍くらい積んでみろよ。




 そしたら、ちょっとは考えてやるから……。


 私か……。

 




 私の名前は、ルナだ。




 榊 ルナ。





 二度と言わないから、よく覚えておけよ!

 








※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°※。.:*:・'°






 三浦半島から上陸した台風は横浜、東京を中心に京浜地帯一辺に甚大な被害をもたらした。




 戦後最大級とも言われる台風の前には、日本の誇る近代都市も呆気ないほどもろく弱点をさらけ出していく。




 閃光が嵐の夜空にきらめいた。




 ドッドドドォ〜ーーン❗❗

 



 地響きを立てて雷鳴が轟いた。


 次の瞬間、LEDライトの照明が消えた。



「キャァ〜ーーッ」

 悲鳴を上げ、私は目の前の彼に抱きついた。


 イケメン弁護士の桐山 アキラだ。

 


「わァ〜ーー!!」

 思いっきり押された格好で、桐山 アキラは私を胸に抱いたままカーペットへ背中から倒れ込んだ。


 ドッスン!!



 私は彼に折り重なるような格好で上に乗った。

 


「うゥ……」とっさに受け身が取れず、彼は顔を歪め小さく呻いた。


 私は、アキラに抱きしめられた格好だ。


「くゥ……😣💦」

 上手く彼がクッションになったので、私はケガをすることはなかった。


 


 ここは横浜中区山手町にある桐山 アキラの高級マンションの一室だ。



 さすがセレブ一族ファミリーの顧問弁護士をしているだけはある。


 敷きつめられたカーペットも安物とは違ってフカフカだ。


 貧乏人プアな私の家とは雲泥の差だ。



 どうして、こうも格差があるんだ。

 よっぽど私は前世に悪い事をしたのだろうか。


 

 照明が消え、部屋は一瞬にして真っ暗になった。


 おそらく今の落雷で停電したのだろう。



 観測史上、最大とも言われる大型台風に京浜地帯の都市機能も完全に麻痺していた。


 エアコンが切れたため、一気に室温が上昇していく。

 


 風呂から出たばかりなので、身体が熱く火照ほてって全身から汗が滲んだ。

 


 激しい豪雨とスマホから流れるショパンのピアノ曲『革命』の勇壮なメロディだけが室内に流れていた。



 私のお気に入りの曲だが、あまり今の状況には



「くゥ……、大丈夫か。ルナ」

 桐山アキラは下から私を抱きかかえ、顔を歪め心配して訊いた。

 


 火のついたように、全身が熱を帯びてきた。


 暖かい彼のが伝わってくる。



「あ……ッ、ああァ」

 私は、ぶっきらぼうに頷いた。


 心配無用だ。


 こっちは日常茶飯事のように殴られたり、蹴られたり、ぶっ倒されたりしてるんだ。



 こんな事、親○の若手ヤングライオン並に馴れている。



 私よりも下敷きになった桐山 アキラの方がダメージをこうむった感じだ。

 


 彼が身をていしてかばってくれたお陰で、私はまったくの無傷だった。

 


 真っ暗な中、スマホの明かりだけが煌々こうこうと照っていた。

 


 私はバスタオル1枚を羽織っただけだ。

 風呂上がりなので、まだ身体が濡れている。


 もちろんバスタオルの下は下着も付けていない。真っ裸だ。


 生まれて、はじめて裸同然の格好で男性に抱きついた。

 


 しかも桐山 アキラはイケメン俳優のように美しい容貌かおをしている。



 優しくしてくれれば、キスくらいしてやっても良いが。



 彼のワイシャツもパンツもビッショリと濡れてしまった。

 だが、嫌な顔、ひとつしない。

 


 彼も努めて冷静な顔をしているが、下半身は正直だ。

 仕方ない。彼だって若い男性だ。


 密着した下半身は別の生き物のようだ。


 心なしか、呼吸も激しくなっている。




 彼の息が頬を撫でていく。

 今にもキスしそうなほど彼の唇が近くにあった。

「……」

 このまま唇を尖らせれば、キスができるだろう。


 恥ずかしくて知らぬ間に、心臓が早鐘のように胸板を叩いた。



 ドキドキと胸が高鳴っていく。


 興奮からだろうか、かすかに身体じゅうが戦慄わなないた。



 全てをうしなった私に残されたモノは、この綺麗な身体だけか……。




「ン…、ヴァージン・ゲーム……」

 桐山 アキラがボソッとつぶやいた。



「……」私は無言で彼を睨んだ。

 


「良いのか。マジで…… これを聞いたら、ルナ!! もう引き返せないぞ!!」

 

 

「ああ……」どうせ、一度きりの大勝負だ。



 一千億円を賭けた【ヴァージン・ゲーム】。

 


 負けた所でうしなうモノはヴァージンくらいだ。



 だったら、受けて立ってやろうじゃないか。



 私は、ギュッと彼の厚い胸板に抱きついた。


「私が……、お嬢様の龍崎レイラになりすます事が出来たら……。

 世の中のヤツらをンだろう」

 


「ああ……!!

 すべてのをな!!

 そっくり纏めて!!」



「フフン……、面白いじゃねぇか」

 ドキドキするようなスリリングなゲームだ。


 もうあの家には二度と引き返すつもりはない。



 あんなクソ親父ジジーの所へは、絶対に帰るモノか。




 こうなれば、いける所まで突き進むだけだ。




 行き着く先は、【天国か地獄】か。






 るか、るかの【ヴァージンゲーム】。







 私のヴァージンを賭ける価値はあるだろう。




 日本列島を未曾有の嵐が吹き荒れていく。

 




 そして、私の心にも……。









☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚







 3時間前……。



 昨夜の夜、十時を回っていた。




 夕方から降り出した雨は次第に強くなって傘など、まるっきり役に立たない。




 叩きつけるような激しい雨が私の視界をさえぎった。




「ッたく…❗❗」

 ようやく帰宅したが、憂鬱さは増すばかりだ。

 



 ただでさえアイツの顔を見るとムカつくのに、せっかく染めた金髪の頭がびしょ濡れだ。




 安物のTシャツが、ピッタリと肌にくっつき中の下着が丸見えだ。

 





☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚※。.:*:・※。.・'°☆※。.:*:・







 この作品は、すべてフィクションです。

 実際の人物、団体、事件当とは一切関係ありません。


 犯罪を教唆するモノではありません。

 絶対に真似しないでください。






☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚

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