「ロバート劇場」あとがき

この作品集は、2005年から2010年の作品の中から、面白いものを厳選し、初出に係わらず構成を考えて並べ替えたものです。


詩集と呼ぶのか、戯曲なのか、独白なのか。狂気と戦い、現実と戦い、そして自身と格闘する滑稽な姿を読み取っていただければ、作者としてこれにまさる喜びはありません。


私にとって、詩とはある種の発作です。次に詩を書くのがいつになるのかは予測もつかないのです。詩を書くこと。それは生の営みでも、宿命でもなく、発作。貴方がもし、そんな発作に興味を持たれるならば、それは何故なのでしょうか。


わかりません。私は面白いと思っていただければ、それで良いのです。ましてや、お腹を抱えて笑っていただければ!!


ここまでお読みいただいた方に心より感謝申し上げます。


2011年4月 白井京月


※本書はパレード社より刊行されています。amazonでも購入可か?(中古)。

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