主人公、椎葉メリーは吸血鬼である。
と言っても。人を夜な夜な襲って血を吸ったり。
中二病地味た台詞と共に、教会のハンターと戦ったりはしていない。
ふつーの女子高生に混じってふつーの生活を苦労して送っているだけ……だったのだが。
割と長い付き合いの「先輩」に、正体を明かしてしまうことから、彼女の日常の崩壊が始まる!
先輩が色々な意味でただものではない。色々な意味で。
そして、対比するように主人公はただものだ。ふつーの女子高生だ。
ちょっと少女漫画チックなノリも感じつつ、主人公のサバイバーな日常を笑いと共に応援したくてしょうがなくなる本作。
私は、妖怪やモンスターが主題なのに、あえてバトル展開より日常展開を優先するこういった作品が好きだ!
まぁ……この先バトル展開になるかもしれないけどねっ。
それはそれで、展開によっては楽しみ!