第158話 平和とは当たり前の日常が当たり前に過ぎる日々
私は東京には時々行くが、基本的に群馬で事足りることが多いので遠出したことがほとんどない(東京を抜かす)。
だから、原爆が落とされた広島にも長崎にも行ったことがない。
修学旅行で最大は京都までで終わっている。
行ってみたい場所がある。
世界貿易センタービル。
「世界同時多発テロ」
始まりの場所であり、今でも続く中東の混乱が表面化した人災だ。
それまでアメリカという国は自他ともに認める世界の正義であった。
だが、その裏では金と資源に物を言わせていた。
私は日本の平和に関して基本的にはネットのような場所で言わない。
師匠と酒を飲んだりしたときだけ、つまり、「信じられる相手」ならばのみ語るが一つだけ言いたいことがある。
――日本は本当に平和な国であり、その平和は正しいのだろうか?
自分に子供がいて、同じ問いをされたら私は困るだろう。
何もしないことが平和なのだろうか?
実際、左翼が大好き永世中立国である『スイス』は非常時には国民全員が兵士になり軍備予算も糸目をつけないお国柄である。
――いや、いや。日本だって、サブカルチャーや在日大使を呼んで戦争に反対している‼
そうだろうか?
ならば、「はだしのゲン」なり反戦漫画を持ってウクライナやロシアに行けばいい。
漫画や小説の力は信じるが、世界を変えるほどあるとは信じられない。
人間の歴史は武器の歴史である。
――それを超克することこそ人類の使命!
そこまで人間が賢いとは思えない。
さて、どどうしよう?
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