第95話 障碍者? だから、どうした!?
別に発達障害などを否定しようとは思わない。
ただ、最近、『自分は発達障害を持っていて生きずらい悲劇のヒロイン(または、ヒーロー)なんです』みたいな人、多くないか?
元より個性というのは当たり前だが個々で違う。
発達障害はその凸凹の差が大きいだけで何ら特別なことは無い。
無論、私のように無理解な人々に振り回されPTSD《心理的外傷》を負い、気持ち悪くなったり、胃が痛くなるような身体などに影響が出ることもある。
でも、それは投薬と適切な治療を受ければある程度回復できる。
ある程度とは七割ほどだと思っていい。
――では、残りの三割はどうすればいい?
それは、本人の努力次第だといえる。
では、努力とは何か?
冒頭に出したように『自分は悲劇の登場人物なんです。可哀想なんです』みたいなことを言えば、当然、人は関りを持とうとはしない。
立場を逆にすればよくわかる。
目の前にロクに周囲の考えや雰囲気を考えず、自分のことばかり言う輩を誰が言うことを聞くだろうか?
確かに、「まあ、可哀想ですねぇ」という人はいる。
しかし、その裏には、同情心という哀れみや差別意識が満載なのだ。
はっきり言って、彼らの言う「平等な社会」なんぞ欺瞞にまみれた文字通り障碍者だけが裕福になる努力も頑張りも認められない世界だ。
そんな社会、私は嫌だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます