身体奇譚

前書きと悲報

　こんにちは、伊奈と申します。カクヨム初めて使うのですが、よろしくお願いいたします。

　私、普段は一次小説書いて文学フリマを中心に頒布しております（文学フリマについては https://bunfree.net をご参照ください）。そうです、第二十七回文学フリマ東京 (2018/11/25)に文芸サークル ポートとしてD-57に出店予定です。今からすごく楽しみでしょうがない、のですが。同時に悲しいお報せをします……。

　実は今回、出す予定だった新刊を落としまして。しかも本文が仕上がっているのに、表紙を自分で描いている内に時間切れという間抜けな理由で見送りにしてしまいました。さらに既刊の増刷も間に合わず。踏んだり蹴ったりの状態でイベントを迎えなければならず、非常に気分がクサクサした状態なのです。

　新刊を落とすというのがこんなにダメージを喰らうとは思いませんでした……。いや、サークルの合同誌はちゃんと寄稿しましたよ（罪にまつわるヘビーな合同誌です）。しかし新刊はギリギリまで粘れると思ってたら、全然踏ん張れませんでした。悔しい。本当に悔しい……。

　しかしそれで袖を濡らすばかりではしょうがないので、カクヨムにて一部公開しようと思ったのです。幸いなことに今回の私の新刊はホラー掌編集。サクッと読めますし、今回の文フリ東京の販促にも繋がる。転んでもタダでは起きないスタイルで行こうと思います。

　タイトルは『身体奇譚』。私達にとって一番身近な“身体”にまつわる、奇妙で可笑しくて、怖い掌篇集です。本当は全9篇ですが、その内の三篇を先行公開致します。残り6篇は製本化をお待ちください。というか悔しいので更に数篇追加するかもです。本当、絶対に製本化してやるからな……！

　ツイッターで主に告知しているので、宜しかったら是非フォローください。

以下、イベント出店情報まとめを。

第二十七回文学フリマ東京 　2018/11/25(日)

会場:東京流通センター

　私の所属する文芸サークル ポートはD-57にて文学作品の頒布を行なっています。

　今回の目玉は

・前回から2篇増えてパワーアップした合同誌『Stage 海』（海にまつわる4篇）

・今回のイベントで初頒布となる『――Scene―― 罪の意識』（新しいメンバーも加わった3篇）

　の二本です。

　既刊の個人誌も取り揃えてますので、是非是非この機会に。ぶっちゃけると、個人誌の方がそれぞれの個性や作風が出てる気がします。目玉の合同誌と合わせてどうぞ！

　合同誌・個人誌の詳細は私と、代表の七氏野さんのツイッターでも確認できます。

・七氏野（ @writernanasi ‬）

・伊奈（ @ina_speller ）

　さあ、文フリにいらっしゃる方は是非お立ち寄りくださいね！　そうじゃなくても身体奇譚読んでね！

　以上、伊奈でした。